かつての基軸通貨英国ポンドと、リスク回避通貨の日本円との通貨ペア。
ポンド円の合成元であるポンドドルとドル円は、それぞれかなり自己主張が強い通貨ペア同士であり、否応にもポンド円は「それら通貨ペアの割りを食わされてるんじゃね?」と思ってしまう。要するに「都合の良い値動きに付き合わされてしまう局面が多いのでは?」と想像してしまうわけだが、果たしてポンド円の値動きには正当性が見られるのだろうか。
ポンド円は、もともとポンド円(GBP/JPY)という通貨ペアが取引されているのではなく、ポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)を掛け合わせて作られる合成通貨ペアです。
ただし合成通貨ペアだからといって、てんでデタラメに動くという訳ではなく、要所要所ではビシャっと止まることもある不思議な通貨ペアです。
私は合成ペアがあまり好きではありませんが、ポンド円をメインにして結果を出しているトレーダーも居ると思われます。
ポンド円(GBP/JPY)の合成元であるポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)は、それぞれが単独でクセのある値動きを持っています。
私は、以下を持論としています。
つまるところ、クセのある通貨ペア同士の合成通貨であるポンド円は値動きに信頼性が持てないということです。長い時間軸のスイングレベルであれば割と綺麗に推移しているのはよく分かりますが、「デイトレやスキャルで入れるような代物ではないのでは?」という印象を受けます。
ただ、日本の専業トレーダーの中にはポンド円を専門にトレードしている人も居るようで、値動きに何かしらの法則を見出すことができているのかもしれません。
ポンド円の1時間足。短期足で見ると割とトリッキー。もう少し大きな時間スケールで考えれば綺麗に推移していることがイメージできるかと思います。
日足レベルであれば、割と綺麗なブレイクがみられます。トレンドラインの引き方は結構適当です。私は参考程度にしかポンド円を見ていませんが、取引するならスイングトレードを選択すると思います。
ポンド円に手を出すなら、先にポンドル先生に精通してからにしよう。
難易度 |
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???(私の中でまだ未知数) |
値動きの信頼性 | |
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スキャル | ??? |
デイトレ | ??? |
スイング | ★★★★ |
ポンド円(GBP/JPY)の合成元となっているポンドドル(GBP/USD)とドル円(USD/JPY)は、それぞれに単独でかなりクセの強い動きをします。そのため、ポンド円はそれらの通貨ペアの値動きの不均衡を穴埋めさせられる役回りなのでは? という印象は否応なく持ってしまいます。
ただし、ポンド円を専門としているトレーダー(ポン専)も居り、日足レベルでは割と綺麗な値動きもみられます。ポンド円を触るのであれば、先にポンドドルやドル円の値動きに精通しておく必要があります。
1日で3円動くことも珍しくなく玄人向けの通貨ペアです。FX初心者が手を出すとあっという間に資産を散財してしまうのでくれぐれも注意しましょう。私もポンド円は研究してみたいんですが、その前にポンドドルの値動きを磨くのが先かなぁ。
容易に点数を付けてはいけないような、何か未知の魔物が棲んでいるかもしれない。なので、短期足に関しては???(未評価)としました。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |