相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2024/01/06

プロフィール

FXを始めた理由、安定して勝てるまでに要した期間など、私のFX経歴を紹介します。勝てるようになったとはいえ、油断すれば簡単に狩られてしまう世界なので、実力を過信しないことが大切です。
目次
  • FX歴
  • 始めたきっかけ
  • 安定して勝てるまでに要した期間
  • トレードスタイル
  • 使用しているテクニカル指標
  • レバレッジ
  • 通貨ペア
  • 月利目標
  • 使用している証券会社
  • これまでに経験した面白い事件・驚いた事件
  • 今後について(課題など)
  • さいごに

FX歴

私がFXを始めたのは2008年の4月頃です。
その頃に思い出されるのは、

  • 2008年9月にリーマンブラザーズが破綻。(リーマンショック)
  • ドル円のスプレッドが4.0銭もあった。
  • ポンド円を売りまくって大儲けしたプレイヤーが多くいた。
  • 高金利政策を敷いている国も多かったので、スワップポントを狙う円キャリートレードが流行していた。

などです。各国通貨が日本円に対して高止まりしていた状態から、世界経済がリスク回避に一斉に舵を取り始める年に始めました。始めて3年目くらいまではよくユーロ円を叩き売りしていた記憶があります。レバレッジ管理が出来ていなかったのでそれなりに苦い経験は何度もしています。5年目以降はユーロドルやドル円などドルストレートに主軸を変えてから、安定して勝てる局面が増えました。

始めたきっかけ

  • 多くの人が「サラリーマン」を選択しなければ、社会的安定や幸せを得られない社会構造に疑問を持った。
  • そんなものを優先して選ぶ人生の方が、生産性がなく、初めから自分の可能性を捨て去っているつまらない一生に感じるようになった。
  • 自分の力だけではお金を生み出せない現状や自分自身に、怒りを覚えた。

ここでいう生産性とは、物質的な生産性ではなく、例えば自分の人生を10回繰り返しても、何ら変化も進歩も見いだせないつまらない人生だということ。そういう意味で生産性がないと表現しています。

安定して勝てるまでに要した期間

6年。

ボラ次第ではあるが、最近の相場では収支が月単位で安定しないこともある。(年単位なら安定する)

安定して増えていた頃(2015~2016年頃)

FX運用成績 ヒロセ通商 2016年頃

ようやく年単位でみても勝ちが安定し始めた頃。この頃に気が付いた基本法則が、今の私のベースにもなっている。(マイナーアップデートは常に行っている)

別の課題が見えてくる(ボラという難敵)

FX運用成績 ヒロセ通商 2018年頃

地合いによって全然成果が出ない月もあることを実感する(勝てるようになって見えてきた課題)。リーマンショック~アベノミクス(2008年~2013年頃)までの為替相場を知っているだけに、2017年~2020年辺りの低ボラ相場はかなり辛かった。(今はドル円が暴れ昇竜)

守りは鉄壁なんだけど、リスク取りに行かないスタイルだから基本牛歩である。

最近は少しやり方を変えている(2022年)

FX運用成績 ヒロセ通商 スキャ中心

ヒロセ通商のLION分析ノート。最近新しくなってた。低ボラ対策としてスキャの頻度を増やした。半年分(1/1~6/30)。「買いトレード」は負け越し中。尻尾はくれてやるスタイルにしたら安定感が増したが、葛藤もあり

(これが通用すればいいけどな)

トレードスタイル

その日にポジションを全て閉じるデイトレードが主体。ただ、デイトレードが優れているとは思いません。

窓が怖いので、基本持ち越しはしません。暇つぶしにスキャルピングも行いますが、疲れるのであまりやりません。私はサイン待ちに徹しているため、「予想」ではポジションを持ちませんが、多分「予想」でポジションを持つ前提であれば、時間軸の長いスイングトレードが一番優位性が高いと思います。

文章だけで伝えるのには限界があるので誤解や賛否はあるかと思います。トレードスタイルに関しては、自分に合った時間間隔のものを突き詰めていけばよいと思います。

使用しているテクニカル指標

なし。

無くても勝てるようになります(むしろ不要)。テクニカル指標のパラメータを必死で研究しても時間の無駄に終わる可能性があるのでほどほどに。MT4も普段は使っていません。

目視による裁量トレードを徹底的に磨いてきたので、テクニカルを勉強し直せと言われても今さら感もあります。「英語は一通り覚えたけど、実生活で英語を使う機会は全く無かった」、そんな心境に似ています。「自分の時間を確保するために自動売買プログラムを組みたい」、そう思うことがあったらテクニカル指標はまた研究してみたいとも思います。

私も独自の売買サインを使っていますが、既存テクニカル指標とはアプローチの仕方が全く異なります。

レバレッジ

3~8倍。

私の場合、デイトレードで損切り幅も小さいので、15倍くらいまでは上げても問題ありませんが、あんまり振れ幅を大きくしたくないので低めに設定しています。

通貨ペア

通貨ペアの売買比率
ユーロドル(EUR/USD) 55%
ドル円(USD/JPY) 45%
ほか 1%未満
年度によって差異あり。(通貨ペアの状況次第)

ドル円とユーロドルしか勝たんマン。これ以外を触ると死ぬ。熟練した後にポンドルも触ったが、お金減らすだけだったので止めた。

2022年はドル円が限界突破、暴れ昇竜状態なので取引比率が増えたかな。ドル円とユーロドルは同じドルストレートペアであり、値動きの特性が非常に良く似ている。取れるパターンは大体いつも同じなので、「またこのパターンか」と思うことが多い。(比較的難易度が低くて有難い)

年利目標

8~15%。(破産確率を抑えています)

月によってかなりムラがあるので、年間ベースで考えるようにしています。

レバレッジを上げて、もっとリスクを取れば年利35%くらいまで狙えますが、肉体的・精神的に疲れるので年利目標はこの辺りに設定しています。最終的に生き残っていることも目標のひとつなので、リスクコントロールにはかなり気を配っています。

「何をもってして生き残っているか」、については個人差があると思いますが、私の場合、総資産が70%を下回ったら破産したも同然と考えてリスクコントロールしています。(70%を下回ると、取り戻すのが非常に難しくなるため)

実際の取引では、ドローダウン10%でもかなり危ういという感覚でやっています。(ディフェンシブ牛歩マン)

使用している証券会社

私が現在使用している証券会社の名前です。メイン口座とサブ口座に分けて運用しています。

私が使っているFX会社
メイン口座 GMOクリック証券
サブ口座 DMM.com証券ヒロセ通商
2023/12/18現在

FX口座は複数開設しており、サービスの変化によって他のFX会社に資金移動させるかどうかの検討を定期的に行っています。ドル円のボラが増えてから、どのFX会社もスプが荒れやすくなった印象。特に、昨今のヒロセ通商はスプが不安定。(オーダーが増えるとスプ広がるケースが多々見受けられる)

これまでに経験した面白い事件・驚いた事件

私が今までに経験した事件は、

  • ポンド円が一日で20円落ち。(2008年)
  • 業者トラブルで南アフリカランド円(ZAR/JPY)に超絶な下髭発生。到達してもいない価格で、ロンガーのポジションが大量に狩られる。(くりっく365の南アフリカランド大暴落事件)
  • 日本のFX会社がメンテナンス時間になる早朝6:00を狙った、大規模な売り仕掛け。(メンテガラ)
  • オプション爆弾。(24:00丁度に償還を迎えた大量のオプションにより、大暴落が発生)
  • 主要各国による協調介入。(円売り)
  • ドル円の75円台突入と、日銀の単独介入連発。(日銀砲)
  • 黒田日銀総裁による、異次元緩和策。(黒田バズーカ)
  • スイス銀行による、ユーロスイス(EUR/CHF)の実質1.2000固定発言によるパニック買い。
  • 1.2000固定発言の撤回によるパニック売り。(1500pipsの大暴落)
  • ポンド円が一日で27円落ち。(2016年英国EU離脱)
  • WTIニューヨーク原油先物市場において、2020年5月限の原油先物価格が1バレル=-40ドルを記録。(マイナス価格は取引史上初)NEW!

などがあります。

メンテナンス時間の恐ろしさを知った「メンテガラ」

私が実際、ポジション保有中に巻き込まれたことのあるのは「メンテガラ」です。始めて3~4年目くらいの時だったと思いますが、損切りしたくともメンテナンス時間で何も出来ない状態に生きた心地がしませんでした。ストップも当然利かなかった(ストップ注文入れてるのに)ので結構な損失を喰らいました。それ以降、メンテナンス時間におけるポジション保有や週末持ち越しといった行為に対して、過剰に毛嫌いしている部分もあります。(最近は平日メンテナンス時間なしのFX業者も増えてきています

地獄の釜が開いた「原油先物価格のマイナス突破」

衝撃レベルで言えば原油先物価格がマイナスになったこと。要するにチャートの0点(底)を抜いて大暴落。これには衝撃を受けました。

WTI原油先物市場

価格ゼロが底だと思って大量買いした人は爆死したんじゃなかろうか・・・恐ろしい)

コロナ禍で航空産業が壊滅する中、原油も投機売りのターゲットに。原油は貯蔵庫などの保管コストが掛かるため、「お金あげるから原油貰って!」状態になり、価格が底抜け(マイナス価格)になったのだと思われる。投機売りが過熱したのも原因だと思う。

今後について(課題など)

昨今は株価・為替が非常に安定しており、低ボラティリティに悩まされる局面が増えています。(パニック相場求む!

FXは確実に儲けられる手段のひとつ程度にしか考えておらず、現在は副業の一環としてFXをやっています(専業にしていた時期もあり)。どうしても低ボラに悩まされる局面・期間が存在するため、専業一本でやることに限界を感じました。(もちろんFX自体は一生続けていく予定)

さいごに

FX歴は16年を超えており、長いFX歴の中でリスクオフ相場、リスクオン相場、日銀の単独介入、主要各国の協調介入、パニック相場など、様々な相場をリアルタイムで経験してきました。また、いわゆる「聖杯」と呼ばれるような鉄板パターンも数種類知っています。私の知っている情報には、これら聖杯をはじめ情報そのものに商品価値があるものも存在しますが、それらのクリティカルな部分の公表に関しては慎重になりたいと思います。

一気に書き殴った記事もあるので、若干分かりにくかったり重複している記事もあったりと、整理がまだ行き届いていない部分はご了承ください。時間を見つけて今後も加筆・修正していくつもりです。

いずれにせよ、私のサイトをきっかけに、勝ちへの糸口を何か掴めれば幸いです。

Information
サムネ画像 プロフィール
管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。