専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

レバレッジを適正にコントロールする

「仮に20連敗したとしても、同じだけの枚数をまだ張ることができる」くらいのレバレッジには落としておきたいところです。FX初心者の場合、20連敗程度ではまだ安心できないかもしれません。
  • レバレッジコントロールは基本中の基本
  • 20連敗しても、同じだけの枚数を張れるレバレッジにする
  • スキャルピングトレードの適正レバレッジ
  • デイトレードの適正レバレッジ
  • スイングトレードの適正レバレッジ

レバレッジコントロールは基本中の基本

レバレッジコントロールは、FX取引を行う上で基本中の基本です。私がわざわざ言わなくても承知しているかもしれませんね。

国内FX業者では、個人口座の場合レバレッジ25倍が最大ですが、25倍で取引するのはスキャルピング(値幅5~10pips程度)をする時くらいだと思います。50pips、100pips平気で動くような相場で、レバレッジ25倍のハイレバで取引する無謀な人はなかなか居ないかと思います。

ハンドル

20連敗しても、同じだけの枚数を張れるレバレッジにする

私のおおよその基準として、「20連敗しても、同じだけの枚数を張れる」くらいのレバレッジに落とす必要はあると思います。

レバレッジで注意しなければならないのが、連敗し続けたことによる証拠金の減少です。取引に負け続けると証拠金が減っていくため、張れる枚数(持てるポジション)が徐々に小さくなっていきます。

「仮に20連敗したとしても、同じだけの枚数をまだ張ることができる」くらいのレバレッジには落としておきたいところです。FX初心者の場合は、必然的に連敗してしまうケースも増えるため、20連敗程度ではまだ安心できないかもしれません。

そう考えると、いかにレバレッジを落とす必要性があるかが分かると思います。適正なレバレッジは損切り幅によっても変わってくるので、各トレードスタイル毎に私が考える適正レバレッジを紹介したいと思います。

レバレッジコントロール

スキャルピングトレードの適正レバレッジ

ドル円チャート 5分足

短時間のトレードを繰り返すスキャルピングトレードでは、必然的に取れる利益幅、損切り幅が短くなる傾向にあります。損切りしないスキャルピングなんて無謀なことをやっている人も居ますが、コツコツドカンなトレードなので真似しないように。私がスキャルピングを行う場合の損切り幅はおおよそ5pips程度です。スキャルピングの時間軸では、5pipsも逆行すれば予想が外れたとして見ています。(ドル円、ユーロドルの場合)

通貨ペア ドル円、ユーロドル
利益幅 5pips程度
損切り幅 5pips程度
適正レバレッジ 25倍(海外業者を使えば100倍でもOK)

スキャルピングトレードはある程度リスクを背負ってガンガン攻めていく手法なので、損切り幅を狭くすればレバレッジは25倍でも全然大丈夫です。命削ってやるなら極端な話100倍でもOKです。ただし、サーバ落ちした場合に一撃死するリスクが大きいので私は勧めません。

デイトレードの適正レバレッジ

ドル円チャート 4時間足

デイトレードの場合、手法によって値動きの想定レンジが異なってきます。損切り幅についても、15~30pips程度に留める人も居れば、50pips以上も広く取る人も居ます。私の感覚では、損切り幅を15~30pips程度に留める方を勧めます。

通貨ペア ドル円、ユーロドル
利益幅 15~30pips程度
損切り幅 15~30pips程度
適正レバレッジ 5~8倍

デイトレードの場合、レバレッジ10倍以上は高すぎます。この辺の感覚がないと、あっという間に資産を減らします。

スイングトレードの適正レバレッジ

ドル円チャート 日足

日をまたいで数日~数ヶ月ポジションを保有するスイングトレードでは、チャート足も大きくなるので利益幅、損切り幅も大きくなります(※手法によっては損切りを同値に設定する場合もあり)。

通貨ペア ドル円、ユーロドル
利益幅 150~400pips程度
損切り幅 150pips程度
適正レバレッジ 1倍以下

スイングトレードでは、レバレッジを1倍以下に設定した方がいいです。100pips以上の損失を許容するのであれば、1倍でも大きいかもしれません

私の場合、レバレッジを抑える傾向にあるので、人によっては「もう少し大きくしてもいいのでは?」と感じる方が居るかと思います。細かい部分の調整については、各自の実力に従って調整すれば良いかと思います。トレードスタイルやエントリーポイント、利益確定幅、損切り幅は人それぞれですからね。