専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

FX取引で大切な3つの「待つ」行為

為替相場では、機が熟すまで「待つ」ことが大切です。チャートパターンの形成、エントリーポイントの見極め、利益確定それぞれの局面において「待ち」の忍耐力が問われます。
  • 3つの「待つ」行為
  • 自分の得意なチャートパターンが形成されるまで待つ
  • 焦らず戻りを待って(引き付けて)からエントリーする
  • 想定できる最低限の値幅を取り切るまで待つ(保有する)

3つの「待つ」行為

FX取引では、気が熟すまでじっと「待つ」ことが大切です。ここではFX取引を行う上で初心者が理解しておきたい3つの「待つ」行為を紹介します。3つの「待つ」行為とは、以下になります。

  • 自分の得意なチャートパターンが形成されるまで待つ
  • チャートブレイクなどにより相場の急変動が起きても、焦らず戻りを待って(引き付けて)からエントリーする。
  • 利益確定を早々にしてしまわず、想定できる最低限の値幅を取り切れるまで待つ(保有する)。
待つ

自分の得意なチャートパターンが形成されるまで待つ

得意パターンを待つ

為替チャートは一見ランダムに動いているようで、時に再現性のある値動きを見せる瞬間があります。FX初心者にはまだ十分なチャート経験値が備わっていないのでそれを敏感に感じ取ることはできませんが、FXの取引経験を重ねることで徐々に体感できるようになると思います。

※上に挙げたチャート形はあくまで凡例に過ぎません。上の図ではトレンドラインを用いているので、個人的にはそこまで過剰に期待はできないチャートパターンになりますが、お試しで追従してもいいレベルのラインブレイクです。(エントリーするならば崩れる前の90円付近になります)

得意パターンを辛抱強く待って、その瞬間だけに絞っていかに利益を出せるかが重要になります。私は幾つかの鉄板チャート形を知っており、その形が出現するまでひたすら「待ち」に徹しています。

※秘匿性の観点から具体的な形は公表しません。

焦らず戻りを待って(引き付けて)からエントリーする

チャートブレイクなどにより値動きが進展しても、焦ってそれに便乗しないよう注意しましょう。値動きの展開が速すぎて先に行ってしまうこともありますが、じっくり待って戻りを十分に確認できるケースも多くあります。個人的にはそちらを狙った方が、損少利大を実現しやすいです。

  • 出来る限り値動きの「端」でエントリーすることを心掛ける。適正なエントリーポイントを待って(引き付けて)からエントリーする。機会損失どうこうは二の次でいい。
  • 「ここでポジションを取れば、最悪予想が外れても痛手が少ない」と思えるような場所でエントリーするのが理想。

私も鉄板チャートが出現している時は、「速くエントリーしなきゃ遅れる」と気持ちが焦ることもありますが、突っ込みエントリーだけは避けるように心掛けています

想定できる最低限の値幅を取り切るまで待つ(保有する)

ポジションを保有してから利益確定するまでいかに待てるか、いかに利益を伸ばせるかの話になります。

利益を伸ばす

目の前の利益は早く確定させたい

  • エントリーしたはいいものの、早々に利益確定してしまう癖をなかなか直せない。
  • 早漏利食いを何とかしたい。

人間は目の前にある利益を早く確定してしまいたい心理を持っています。(プロスペクト理論)

1回や2回程度なら問題ありませんが、微益確定ばかりを常習的に続けていると、どこかでその帳尻合わせを喰らいます。性質は異なりますが、コツコツドカンに近いですね。

明らかにもっと値幅を狙える局面だと自覚しているのに、それが出来ずに微益確定ばかりしているような状態は改善した方がよいです

次の値動きに確信が持てないから微益確定するのは問題ありませんが、明らかに個人的感情が先行して早期利益確定をしてしまうのは問題です。