全くとんでもない世界に足を突っ込んでしまいましたが、今では出会えて良かったと思っています。
私がFX初心者だった頃を思い出しながら、これまで歩んできたFX経歴を紹介します。FX初心者でこれからも続けていきたいと思っている人、安定して勝てるようになりたいと願っている人の参考になれば幸いです。
2008年 | サラリーマンで会社勤務をしている中、FXに出会う。初期の口座開設は1社。 サラリーマンをしながら、平日夜の限られた時間内でFX取引を行う。取引していたのは大体20:00~25:00くらいの時間帯。ドル円やユーロ円などクロス円を中心に取引。特にロング、ショートにこだわりはありませんでしたが、地合い的には売り優勢でした。(リーマンショックの年) |
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2009年 | 暗闇の中で手探りな取引を続ける。移動平均線や一目均衡表などのテクニカル指標も表示しながら利き具合・パラメータ研究とかしていた。ボリンジャーバンド、RSI辺りは直感的に使えないと判断してあまり研究せず。通勤時間にはFX書籍や投資本などを熟読。(何だかんだ、未知のものへの期待やワクワク感が高かった時期かな) |
2010年 | 為替相場が何となく「規則正しく動いている」事実に気が付き始める。全くのランダムではないことを知り、続ける理由も生まれる。ユーロ円の叩き売りセールをしていた。レバレッジ管理ができていなかったので、ハイレバ取引で痛い目を見ること数知れず。 |
2011年 | 何となく規則正しく動く局面も分かるようになるが、相変わらず暗闇の中を迷走中。スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレードなど色々な時間間隔での取引経験を積む。この頃にはレバレッジ管理ができるようになり、大負けはなくなる。色々あって会社を辞める。この頃に株も始める。 |
2012年 | 業務独占資格の勉強をしながら、夕方からは為替取引を行うスタイルで経験を積む。欧州時間(16:00~24:00)だけを狙う。この頃に「お決まりパターン」と疑わしき聖杯に出会う。お決まりパターンは毎日出る訳ではないため、自分の実力も含め検証には1~2年程度を要する。 |
2013年 | 聖杯パターンのおかげで負けなくなるが、並行して色々な手法研究も続けていたのでトータル収支としてはトントンの状態が続く。この頃には完全目視によるトレードが確立。テクニカル指標は都合5年間くらい試したが、あまり役に立った記憶がない。アベノミクス相場で相場の大転換期を迎える。私の株取引も好調で資産を増やす。 |
2014年 | 新たな手法研究を一旦修了し、取りあえず現状で利益を出せる手法だけに絞った取引を行う。当然収支は安定するようになり、年単位では負けなくなる。 |
2015年 | 手法が洗練され月単位でも負けなくなる(この頃がピークかな、地合いと自信とのバランス含め)。1人で黙々とFXを続けてきたので、心に溜まっていたものを一気に吐き出すかのように、本サイトを立ち上げ記事を書きなぐる(400ページくらい)。 |
2020年 | 低ボラティリティ時代に突入し、取引チャンス自体が減り月単位で勝ち続けることが難しくなる(年単位ではプラス)。自分ができるレベルの限界もおおよそ分かり、専業トレードに飽き始める(新しいことしてみるか)。 |
2022年 | 手法のマイナーアップデートは常に行っており、自分の中の流行りもここ5~6年で変化してきている。値動きの構築方法は2015年頃より変わらないが、より確実で勝率の高い手法へのシフト、スキャル的な抜き方が増える。(デイトレの値動きをスキャルで細かく抜く的な) |
2024年 | ドル円とユーロドルの取引比率が逆転する(ドル円55%、ユーロドル45%くらい)。今までずっとユーロドル取引が自分の中で1位を占めていたので、この逆転現象は個人的サプライズ。 |
~現在に至る。 |
まぁ、勝てるようになるには相当な時間が掛かりますよ(・・・笑)。特にサラリーマンと並行して取り組んでいる人は覚悟してください。できれば欧州初動(16:00~18:00)の値動きも経験するのが望ましいですが、取引時間の限られるサラリーマンには難しいかもしれません。
モヤモヤしていた霧が晴れ、本当の意味で視界がクリアになっていったのは大体2013年~2015年くらいの間です。それまでの期間は、解ったようで解り切れていなかった期間です。他の人を見ていて思うのですが、「俺は解っている」と調子に乗って大やけどするのはこの頃に多いと思います。
そこをもう一段階乗り越えないと、勝ちへの道は開きません。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |