相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/12/01

重要な経済指標が発表される日は、レバレッジを落としたりエントリーそのものを見送る

雇用統計などの重要指標発表時、ごく稀にですが相場がパニックに陥ることもあります。最近のFX業者サーバは安定しているので、ほとんどの場合において通常通り取引できますが
目次
  • 為替取引が活発になり過ぎると、注文がパンクして取引不能になることがある
  • 重要な経済指標の発表では、サーバ落ちリスクが増大する

為替取引が活発になり過ぎると、注文がパンクして取引不能になることがある

パニック相場

相場は時に恐ろしい牙を向くことがあります。各国要人のサプライス発表(要人発言)、突発的に起こる大規模テロ、自然災害など、私たちの予測の範疇を超える事態が起こったとき、相場はパニックになります。無数の注文が飛び交う状況下では、取引注文がパンクして制御不能に陥ることもあります。たとえベテラントレーダーであっても、制御不能な値動きの前には無力です。

重要な経済指標の発表では、サーバ落ちリスクが増大する

為替相場には経済指標が毎日発表されています。それぞれに重要度が異なり、3段階(FX業者によっては5段階)で重要度が区分けされています。

超重要指標(★★★)
水曜日 翌3:00 米国のFOMC政策金利発表
翌3:30 米国のFRB議長の会見(要人発言)
木曜日 20:45 欧州中央銀行(ECB) の政策金利発表
21:30 欧州中央銀行(ECB)総裁の会見(要人発言)
金曜日 21:30 米国の雇用統計(非農業部門雇用者数)
  • 時間はサマータイム(夏時間)のものです。冬時間では1時間後ろにずれ込みます。
  • 雇用統計は毎月1回発表されますが、米FOMC政策金利については約6週間に1回など、各国ごとに発表期間が異なります。

経済指標の発表時、特に重要指標が発表される際には、スプレッドの拡大、相場の乱高下、取引注文の集中が起こります。まさに鉄火場といった感じの値動きです。特にアメリカの雇用統計は毎月1度発表される超一大イベントですよね、私もワクワクしながら取引に参加しています。

アメリカ雇用統計

雇用統計などの重要指標発表時、ごく稀にですが相場がパニックに陥ることもあります。最近のFX業者サーバは安定しているので、ほとんどの場合において通常通り取引できますが、可能性としてそういったリスクも孕んでいることを念頭に置いておく必要があります。

パニック相場では、FX業者のサーバ落ちリスクが増大します。可能性としては低いですが、その低い可能性に備えてレバレッジを落として臨むなり、重要指標の発表時にはエントリーそのものを見送るなどの対処が大切です。

といっても雇用統計などの重要指標は一大イベントなので取引参加したいですよね。私の場合、サブ口座でお試しエントリーするなりして経済指標の値動きを楽しんでいます。余程強烈なサインが出ている時以外は、あまりメイン口座で勝負しようとは思いません。

基本事項
取引方法やチャート分析に関して
サムネ画像 重要な経済指標が発表される日は、レバレッジを落としたりエントリーそのものを見送る
メンタルコントロールに関して
リスク管理に関して
職業別
管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。