最終更新日 2023/11/24
テクニカル指標の使い方、知っておきたい基本事項など(FX)
テクニカル指標を知らないFX初心者に向けて、テクニカル指標の基本的な使い方などを紹介します。
目次
- トレンド系テクニカル指標は、日足以上など比較的長いチャート足で使うこと
- パラメータの設定値によって描写イメージが変わる
- その他、テクニカル指標に関する一般論()
トレンド系テクニカル指標は、日足以上など比較的長いチャート足で使うこと
テクニカル指標は過去の為替チャートを基に、未来の為替相場を予測・分析するのに利用されます。為替チャートの特徴として、1時間足以下など極端に短い時間足ではノイズによる影響が大きいため、テクニカル分析自体の有効性が低下します。(もちろん有効に活用できるケースもある)
特に、直近の相場トレンド(方向性)を示唆するトレンド系テクニカル指標においては、日足以上などある程度大きな時間軸をパラメータサンプルとすることが望ましい。
トレンド系テクニカル指標(例)
- 移動平均線(単純移動平均線、指数平滑移動平均線)
- ボリンジャーバンド
- エンベロープ
- 一目均衡表 ほか
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パラメータの設定値によって描写イメージが変わる
テクニカル指標にはパラメータというものが存在します。パラメータの設定値によって為替チャートに描写されるテクニカル指標イメージが変わってくるため、有効であろうとされるパラメータを自分で探して設定することが重要になります。(テクニカル指標の一般的な使い方として)
パラメータは、例えば単純移動平均線(SMA)の日足チャートにおいては、価格を何日分で割って平均値を算出するのか、という部分が設定パラメータとなります。日足の場合、ローソク足1本1本が1日に対応しているので、その終値が価格のベースになります。
- SMA(10)・・・価格の10日分平均
- SMA(25)・・・価格の25日分平均
- SMA(75)・・・価格の75日分平均
その他、テクニカル指標に関する一般論()
- ある程度「皆が使っている」という前提が必要。全く使われていないテクニカル指標のポイントは、ポイントとして機能しないから。
- テクニカル指標を駆使してトレンド判断を行ったり、転換サイン、売買サインなどに活用する。
- テクニカル指標は万能ではないため、複数のテクニカル指標を組み合わせて総合的に相場判断を行う。
(あくまで一般論)
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