ライントレードとは、為替チャートにトレンドライン(斜め線)や水平線を引いて、それをトレード指標とするスタイルのことです。ライントレードという言葉は私が勝手にそう呼んでいるだけなので、本来の名称はないかもしれません。
基本は斜め線や水平線を引くことから始めましょう。
はじめは為替チャートに絵を描くイメージで線を引けばいいと思います。何となく引いている内に、効いていそうなラインや引いても意味がないラインが分かるようになると思います。
一般に知られているラインの種類です。
一定の値幅に沿って上昇または下降しているトレンド相場で引けるのがトレンドライン(斜め線)です。
直近トレンド方向に沿ってそれを支えるように引ける線をサポートライン(支持線)といいます。(上図)
それとは逆に、トレンド方向の進行を妨げるように引ける線をレジスタンスライン(抵抗線)といいます。
トレンド相場が一定のチャネル(値幅)に収まっている場合に引けるライン。
直線で綺麗なチャネルラインを引けるのは非常に稀なので、普段のトレードではあまり意識しなくてもいい。利益確定の目安にはなると思う。トレンド方向ではないチャネル側で逆張りするのは止めた方がいい。(上図の例でいえば、チャネル上限での逆張り売り)
高値・安値などに引くライン。
一定の値幅内に収まるボックス相場(レンジ相場)を意識したり、ストップ狩りのポイントとして引くことが多い。私は目印によく引く。
三尊チャートや保ち合い相場における土台の部分をネックラインという。
ネックラインを巡って、上昇相場を継続させたい買い手と、下落相場に持ち込みたい売り手の思惑が交錯する。
ここで紹介したものは有名なラインが中心ですが、私が独自に引いているラインもあります。(非公表)
ライントレードは私もトレードの参考にしている手法ですが、あくまで参考程度なので、ライントレードを主軸に据えてはいません。ただ、テクニカル指標よりも全然役に立つと思います。
カイジが鉄骨渡りの際に、靴に支持線のようなマーカーを入れましたが、その程度の参考にはなると思います。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |