FXを勧めるサイト等でよく使われている謳い文句として「大衆が皆使っているからテクニカル指標は機能する」なんてものがありますが、これはそれを書いている当人も良く分かっていないために、お茶を濁している印象しか受けません。
特にFX初心者はFXについて何も知らないので、こういった「何となくそれらしい言葉」で「ああそうなんだ」と納得してしまいがちですが、事実とは異なるので鵜呑みにしないように。
まず、テクニカル指標は皆が使っている訳ではありません。
私はFX歴16年を超えますが、テクニカル指標の類は全く見ていません。こんな仰々しいものをわざわざ表示しなくても安定して勝てるからです。
むしろ一流のトレーダーになるほど、テクニカル指標を使う人の割合は減っていくのではないかと思います。テクニカル指標うんぬんにこだわっている内は、FX初心者のままです。
本件について強いて言うなれば、人の数どうこうよりも、大口のポジションサイズ(資金力)や、チャートポイントに溜まっているオーダー(注文)規模の方が重要です。
「100人の貧乏人が互いの共通認識を基にポジる場所よりも、1人の金持ち・ヘッジファンドがポジる場所の方が、資金力の面で相場に与える影響力が大きい」ということです。
為替相場は相場を動かしている側、資金力のある側と同調することが重要です。
大衆が皆使っているテクニカル指標のポイントなんて、割とどうでもいい。
それよりも、為替相場の値動きを支配している側が、どういうロジックに基づいて相場を動かしているのかを理解することに尽力した方がいい。
本質は意外とシンプルなので、5年以上必死になって研究すれば、分かる人には分かる内容です。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |