相場と生きる。
FX歴15年 相場と生きる。

FX会社によって、日足や4時間足の切り替わるタイミングが異なる

日足や4時間足の切り替わるタイミングは、為替レート配信元のシステムに依存します。テクニカル指標の描写に影響が出たり、ローソク足チャートの全体イメージが変わってくる可能性があります。
  • 為替相場は時差の影響を受けるため、見ている地域によってチャート形状が変わる
  • 私の使っているFX会社の、日足や4時間足が切り替わるタイミング(一覧表)
  • 実際の相場ではどう感じるのか
最終更新日 2023/05/27

為替相場は時差の影響を受けるため、見ている地域によってチャート形状が変わる

FXの時間帯
  • 東京時間(9:00~16:00)
  • 欧州時間(16:00~24:00)
  • ニューヨーク時間(21:00~翌6:00)

※上記は夏時間(サマータイム)によるものです。冬時間で考える場合には1時間後ろにずらしてください。(アメリカと欧州圏)

これは私たち日本人が暮らしている「日本時間」を基準に、為替相場の1日を大まかに区分したものになります。

日本やアメリカ・欧州圏とは時差が存在するため、ローソク足チャートの日足や4時間足が切り替わるタイミングによっては、チャートイメージが変わってきてしまいます

日本人が見ているチャート形状と、外国人のそれは異なる?

為替相場共通の時間概念を設けない限り、日本人の見ている為替チャート形状と、アメリカ人や欧州人が見ている為替チャート形状は違うものになってしまうということになります。

トレード

共通の時間概念というものは現状ないので、例えば日足チャートの切り替わりタイミングをニューヨーク時差に合わせるとか、ロンドン時差に合わせるなど、欧米に歩み寄らなければならない。(※現状はそんな決まりはないので、やっても意味がない)

FX初心者にとってはかなりマニアックな問題ですが、頭の片隅には置いておきたい問題です。
(実際そこまで影響はないが、概念は覚えておいた方がいい)

私の使っているFX会社の、日足や4時間足が切り替わるタイミング(一覧表)

で、日足や4時間足の切り替わるタイミングは、為替レート配信元のシステムに依存します。特に「この時間にしなければいけない」という決まりはないため、各FX会社によってそれぞれ異なります。以下は、私が使っているFX会社における日足・4時間足の切り替わりタイミングです。

夏時間の場合
GMOクリック証券 DMM ヒロセ通商 マネパ
4時間足 0:00 0:00 0:00 6:00
日足 0:00 6:00 6:00 6:00
冬時間の場合
GMOクリック証券 DMM ヒロセ通商 マネパ
4時間足 0:00 0:00 0:00 7:00
日足 0:00 7:00 7:00 7:00

※日本時間

この表の何を見ればいいのかですが、例えば夏時間の場合、GMOクリック証券やDMM.com証券などは4時間足の起点を日本時間0:00としてそこから4時間間隔でローソク足が形成されていきます。マネーパートナーズの場合だけ特殊で、マネーパートナーズの営業開始時間午前6:00をベースに、日本時間6:00を起点として4時間間隔でローソク足が形成されます。(※正確にはメンテナンス時間後の6:10から)

日足の場合では、GMOクリック証券は日足の切り替わるタイミングを日本時間0:00としていますが、その他のFX会社は営業開始時間(ニューヨーククローズ時間)の午前6:00に日足が切り替わります。(ローソクが1本増える)

冬時間の場合、FX会社の営業開始時間(ニューヨーククローズ時間)が1時間後ろにずれるので、日本時間の午前7:00が切り替わりの起点になります。

各FX会社によって、ローソク足の形成タイミングがバラバラであることが分かります。

実際の相場ではどう感じるのか

日足や4時間足の切り替わりタイミングが異なることで起こり得る影響には、以下があります。

  • 前日高値・安値の値が変わってくるので、テクニカル指標の描写に影響がある。
  • ローソク足1本1本のイメージが変わってくる。(同事線など)
  • ローソク足チャートの全体イメージが変わってくる。(部分的に)

私が簡単に思い付いた点を挙げるとこんなところです。ただ、私自身も今まであまり気に掛けたことがなかった問題であり、また私自身は移動平均線などの各種テクニカル指標や、酒田五法などローソク足1本1本のイメージを参考にして取引はしていないので、実際の相場ではほとんど影響は感じていません

一応、複数のFX会社の高値・安値を確認している(重要な場所なら特に)

私は普段から、いくつかのFX会社チャートを見ながら高値・安値の正確な位置を確認しています。(複数のFX口座を開設するメリットの1つ)

チャート形状が日本と欧米では異なる問題は、まぁ問題といえば問題なんですが、裁量トレード中心の私には正直あまり影響がないです。FX初心者の方も、頭の片隅に記憶しておく程度で大丈夫だと思います。もし今検証しているテクニカル手法に影響がありそうなら、分離して検証しなければなりませんが。

はじめに知っておきたいこと
テクニカル分析全般
チャート形状から判断する手法
ライントレード
テクニカル指標
ローソク足の基本
サムネ画像 FX会社によって、日足や4時間足の切り替わるタイミングが異なる
管理人
FX歴 15年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。
私が使っているFX会社
GMOクリック証券
  • 業界大手
  • スキャル、デイトレ、スイングどれも対応できる口座
  • 50枚以上のデカい玉をデイトレでぶちかます用
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い
  • くりっく365口座も同時開設でき、スワポ長期投資にも向く
  • 穴が見当たらない総合力の高いFX会社
使用感など
ヒロセ通商
  • スキャル、デイトレ用
  • ここのチャートを観ることが多い(レート表示がパカパカ早い
  • 食品配送してくれる(自営の食品工場あり)
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い(最近やや不安定)
  • マイナススワポは不利なので注意(プラススワポは優遇)
使用感など
DMM.com証券
  • 業界大手
  • たまに使う(最近また触り始めてる)
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い
  • スワップポイントが高水準(くりっく365と比較して遜色ない)
  • お金を出すところにはドンと出す印象(経営が上手い
使用感など