相場と生きる。
FX歴16年 相場と生きる。
最終更新日 2023/11/22

予想ではポジらない、サインが出るまで待つ

予想の範疇を超えない節目の逆張りよりも、「売買サイン」が出ていた方がより確実で信頼性も高くなります。
目次
  • 予想ではポジらない
  • 節目の逆張りを行わない理由
  • 具体的にどのくらいの時間「待って」いるのか

予想ではポジらない

私はFXでポジションを持つ際、予想だけでエントリーすることはありません。必ず「売買サイン」が出るのを待ってからポジションを持つようにしています。

予想する

厳密には、「予想」には大きく2つあります。

  • チャート上の重要な節目に到達し、これから「反転する」と予想すること。
  • チャート上の売買サインが出た上で、次に取り得る動きを予想すること。

1.節目の逆張り(1つ大きな足での順張り・押し目拾い)

「1.」は節目の逆張りと呼ばれているものです。直近トレンドについては逆張りですが、これから「反転する」と予想しているので1つ大きな足で考えた場合の順張り・押し目拾いにも相当します。

押し目拾い

高値更新を果たしている足のボトム部分が押し目ということになるので、後付けであればFX初心者にも押し目の位置は確認できると思います。押し目は先読みできることもありますが、結構難しいです。(上図は分かりやすい例)

ちなみに私の場合、高値安値は「節目」にカウントしていません。基本的に、高値安値は狩られる運命にあるからです。(もちろん例外もあり)

2.サインに乗った順張り

「2.」はサインに乗った順張りと呼ばれているものです。(直近トレンドを追う行為

この「サイン」というものは、誰しもが同様に感じ取るような共通認識によるものではなく、市場参加者それぞれが売買サインというものを個々に磨き上げ、長い実践経験を積む中で少しずつ確立されていくものです。

私も長いFX経験の中で「これは使える」「これは使えない」「このパターンに入ったら次は高確率でこうなる」など、自分のオリジナルのカードを見つけて磨いてきています。市場参加者には、私と同じカードを見つけている人も居れば、私の知らない別のカードを持っている人も居るかと思います。「サイン」と呼ぶほどなので、私の場合、8割以上の的中率は欲しいところです。(誤認も考慮に入れて)

売買サインが出るまではポジらない

「予想ではポジらない」とは、この「売買サインが出るまではポジらない」ということを指します。私は為替取引をする上でこの「2.」を優先しています。

ちなみに、勝率8割以上かつ、利益幅≧損失幅を満たす売買サインは存在します。(私も極力こういった売買サインが点灯したタイミングに絞ってエントリーしています)

「99.999%」の確率で次の値動きが確定する鉄板サイン(お決まりパターン)も知っています。

節目の逆張りを行わない理由

私が節目の逆張り(1つ大きな足での順張り・押し目拾い)を行わない理由について。

節目の逆張り(押し目拾い)のメリット

節目の逆張り(要するに押し目拾い)を極めることには、大きなメリットがあります。

  • 節目を破られたら即損切り、当たれば次の節目まで保有。(損小利大の実現
  • 比較的大きなチャート足で実践するため、ノイズが少ない。

スイングトレードの基本は、この節目の逆張りに沿って行われるものです。

節目の逆張り(押し目拾い)のデメリット

私は、この節目の逆張りは基本的に行いません。理由は以下の通りです。

  • チャート上の節目であるため、反転に時間が掛かる。日をまたいだり、週を挟んでしまうこともあるため、デイトレードを主体とする者にとって、この「反転時間」が長すぎる。
  • 髙くても勝率が6割ほどと、勝率におおよその限界値がある。

勝率がそこまで高くない逆張りモデルでは、「レバレッジを大幅に下げる」ことが必然となってきます。また、反転までに時間が掛かるため、人によっては「待てない」人間も居るかと思います。週を挟むことで起こる「」の弊害にも晒されてしまいます。

反転までに時間が掛かる

自分のスタイルに合わない

私のトレードスタイルは、1日単位でポジション整理ができるデイトレードが基本スタイルです。

私のトレードスタイル
  • サインを待ってからの順張り。
  • ポジションを翌日に持ち越さない。(例外もあり)

数日~長い時で数か月に渡ってポジションを保有し続けるスイングトレードは、自分のスタイルに合わないのです。また昼間に別作業をしており、その間は完全に相場から頭を切り離したいと思っています。

トレードスタイルは、自分のストレスが少ない、やりやすい手法を実践すればよいと思います。

予想の範疇を超えない節目の逆張りよりも、「売買サイン」が出ていた方がより確実で信頼性が高いため、自信を持って利益確定までポジションを伸ばせる、という理由もあります。(試される握力)

具体的にどのくらいの時間「待って」いるのか

私が具体的にFXで「待ち」を選択している時間や、ポジションを持ってから利益確定までの平均ポジション保有時間については、下記リンク先で紹介しています。

私の取引スタイル・取引環境
為替チャート見ていて思うこと・売買のタイミングなど
サムネ画像 予想ではポジらない、サインが出るまで待つ
個人的見解など
管理人
FX歴 16年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。