週のはじめや週末における為替相場の値動きには、明確な違いがあるのか。またどのように取引に臨めばよいのかなど。
週のはじめとなる月曜日は、主だった経済指標も少なく、様子見相場であまり動かないことも多いです。
月曜日は、東京時間からニューヨーククローズ(翌6:00頃)まで大きな値動きが起こらず取引を終えることが多いため、ずーっと値動きを監視していても時間の無駄に終わるケースが多いです。私は時間を垂れ流しにしたくないので、月曜日はFX取引そのものを控えています。(代わりに副業など別の時間に充てている)
週末の持ち越しをすることもほとんどないため、月曜日の早朝に起きて週明けの窓を確認することもありません。人によっては、週明けの窓が開いたときに窓埋めを期待してポジションを取る人も居ますが、ギャンブル要素が強いため私は狙いに行きません。
週末に近づくほど、重要な経済指標の発表やイベントが増えて値動きが活発になる傾向があります。
重要な指標といえば、毎月1回(程度)、水曜日に発表される米国のFOMC政策金利発表やFRB議長の会見、木曜日に発表される欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表やECB総裁の会見、金曜日の米雇用統計などがあります。
超重要指標(★★★) | ||
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水曜日 | 翌3:00 | 米国のFOMC政策金利発表 |
翌3:30 | 米国のFRB議長の会見(要人発言) | |
木曜日 | 20:45 | 欧州中央銀行(ECB) の政策金利発表 |
21:30 | 欧州中央銀行(ECB)総裁の会見(要人発言) | |
金曜日 | 21:30 | 米国の雇用統計(非農業部門雇用者数) |
特に、アメリカの雇用統計(非農業部門雇用者数)が控える金曜日は、大荒れになることも多いので絶対にギャンブルでポジションを取ってはいけません。冷静に見極めて入ることも可能ですが、基本的にボラティリティ(値幅)が大きくなるので危険を伴います。
どうしても入りたい欲求(射幸心)を抑えられないのであれば、遊び用のサブ口座を開くなどして、メイン口座とは別管理で遊んでください。(欲求消化)
基本的に、週末金曜日のロンドンフィキシング(24:00)が過ぎてしまえば、そこで今週の取引を終了させてしまって構わないと思います。(夏時間)
その時間を過ぎて日本時間の土曜日(ニューヨーク時間後場)に突入してしまえば、そこから大きなトレンドを作りにいくことはあまりありません。
市場参加者も減るので、私も極力触らないようにしています。
何より気持ちよく土曜日を迎えられない。(笑)
ただ、年に数回、アメリカ勢が相場をとっちらかすこともある。(翌月曜日に丸投げで相場を終える)
月初や月末の動きについては値動きの違いをあまり感じたことはありませんが、私の場合、メンタル的な理由から取引の制限を加えています。
こういったメンタル的な思考に支配されているので、私にとって月末はあまり積極的に動きたくないのが心情です。
本来であれば、月末も同様な取引を行うことがベターなのかもしれませんが、やはり月末にヘタこいて「利益を減らしたくない」と思ってしまうのです。
まぁ、無理せず確実にプラスで終えて翌月に自信を繋いでいきたいので、それでも良いかなと思っています。それまでの利益が削られて収支がトントンになったり、最悪マイナスで月を折り返すことは、メンタル的にも翌月に悪影響が出てきそうですし。
月初は取引回数多めで強気に攻めています。ある程度リスクを被っても、挽回する時間が十分にあるからです。(デイトレーダー的な思考)
スイングトレーダーはそんなの気にしなくて良いかな。
月末はFX取引そのものを控え目に抑えています。ただし利益がほとんど出ていない場合は、通常通り攻めることもあります。(例外的に)
まぁ結構、メンタルコントロール重視で非合理的に立ち回ってる場合が多いですね。私もそこまでメンタルが強靭ではないので、あまり心の負担になりそうな選択は事前回避するように心掛けています。
合理性・机上の空論だけでは、実戦は乗り切れないのだ。(笑)
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |