私が普段取引している通貨ペアの売買比率は、おおよそ以下の通りです。
ユーロドル(EUR/USD) | 55% |
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ドル円(USD/JPY) | 45% |
ほか | 1%未満 |
理由については、ユーロドルやドル円がデイトレード・スキャルピングトレード向きの通貨ペアであるからです。早い話がやりやすい。他の通貨ペアは原則取引しません。熟練していないせいもあって、上手く勝ちに乗ることができないからです。
私が取引通貨ペアにユーロドルやドル円を選ぶ理由について、もう少し詳しく紹介します。
基軸通貨の米ドルとペアを組む通貨ペアを「ドルストレート」といいます。ユーロドル(EUR/USD)もドル円(USD/JPY)もドルストレートです。また、円とペアを組む通貨ペアを「クロス円」といいます。私はユーロ円(EUR/JPY)も取引することがありますが、基本的にクロス円の動きはあまり得意ではなく、ここぞの大相場でしか触りません。(しかも低レバで)
通貨には「流動性」というものがあります。
ハードカレンシー(国際決済通貨)であり、市場規模が大きい通貨であればあるほど、市場参加者も増えて流動性が増します。市場参加者が多いことで、テクニカルやチャートの節目に多くの注文が溜まりそれが作用しやすくなります。
「値動きの信頼性が増す」とも言い換えられます。
単純に取引コストの問題。
ユーロドルやドル円はFXトレーダーに人気が高く、近年では低スプレッド化が進んでいます。スイングトレードの場合はあまり考慮する必要はありませんが、デイトレ・スキャルピングトレードの場合、スプレッドがボディブローのように効いてきます。わずか「0.1pip」の差であっても、100回取引すれば「10pips」に相当します。10万通貨で取引を行った場合、その差は実に1万円にもなります。(1米ドル=100円で換算)
これら諸々の理由により、私の場合、ユーロドルとドル円がその取引の大半を占めています。まぁ、値動きを読みやすいというのが主な理由になりますが。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |