私は2008年にFXを始めましたが、誰にも師事などすることなくすべて独学で歩んできたので、最初はFX雑誌やFX入門書・FX攻略本なるものを色々読んで知識を深めることをしていたと思います。当時は分かりやすくまとめられたFX業者サイトなどもなかったため、基本は「書籍」を読んで勉強していました。
FXを始めた当初はサラリーマンしていたので、バス通勤の合間によく読んでいましたね。スマートフォンも今日のように普及していなかった頃なので、もっぱら「本」に頼っていました。
あ、ちなみに上画像は私がFX初心者の頃によく読んでいた書籍類なので、特別「これがオススメ!」という訳ではありません。(※持ち物紹介)
FX初心者におすすめのFX本は、「自分が分かりやすいもの」「シンプルな内容のもの」で全然良いと思います。損をしたくない・間違いを犯したくないからといって、浅い部分から深い部分までいっぺんに頭に詰め込もうとしても、知識の幹(みき)の部分がしっかり形成されていなければ、財産として頭に定着していかないからです。
まぁ、簡単な部分からゆっくりやろうぜ。
ということです。昨今、FXはかなりメジャーな投資(投機)商品として日本人にも定着しており、FX初心者のために分かりやすくまとめられたFX書籍も数多くあります。
FXで勝つための手法に正解はないので、「これをやれば勝てます」なんて答え(ゴール)は決まっていません。
色々なFX書籍を読んでみれば分かりますが、著者ごとに言っていることは結構バラバラです。ファンダメンタル分析を重視する著者、テクニカル分析を重視する著者、一目均衡表をゴリ押しする著者、スイングトレード以外では勝てないと言い切る著者など、本当に様々です。
FXの手法なんて三者三様、まして一般に公開しているようなFX手法に情報としての価値があるかどうかも疑問が残ります。
FX書籍には具体的なテクニカルパラメータを記しているものも存在します。それらを逐一試すのもよいかもしれませんが、何百時間も掛けて血眼になって「書籍の内容」に答えを求めようとすると、書籍の内容に裏切られたときの失望感は計り知れないものがあります。
書籍に書かれている手法に関してはあまり過度の期待は持たずに、参考程度に留めておいた方がよいと思います。私は「移動平均線」「一目均衡表」といったテクニカル指標を使うことなく利益を出せているので、既存のテクニカル指標や、テクニカル指標同士を組み合わせた手法に関しては割と懐疑的な立場なんですよね。
まぁこれはあくまで一個人の意見なので。
FX初心者は知識の幹(みき)の部分がしっかり形成されていないので、簡単にまとめられたFX本であれば割と何でもいいと思います。
実践経験の中で色々と試行錯誤を重ね、時に大勝利を経験し、時に手痛い敗北を噛みしめて、FXに対する見識を深めたあとに、再び色々なFX書籍に目を通して見るのも面白いと思います。私も最近、FXサイトで情報発信する側としていい加減な発言をしないよう、世に出回っているFX書籍を再び読み返したりもしています。
というように、著者ごとの主張が見えてきて結構面白いですよ。
まぁ、FX初心者は自分が「読みやすい!」 と思ったものから順に読んでいけばよいと思います。あと、書籍に相場の答えを求めない事も大切です。FX書籍はあくまで自分の知識を深めるためのツールに過ぎないという立場で読むようにしましょう。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |