FX歴16年 相場と生きる。
システムトレードとは、自動売買のことです。取引の全てをコンピュータに任せてしまう売買のことを指します。
コンピュータが取引の判断を行うためには、為替チャートの構成要素である「時間軸、価格軸」の変化を、取引サインとして認識する必要があります。
この判断材料や設定値を「パラメータ」と呼び、パラメータや自動売買プログラムの善し悪しは、そのプログラムを組んだ人間の力量に左右されます。
おそらくテクニカル指標に精通した人間でなければ、優秀な自動売買プログラムを組むことはできないと思います。
ちなみに私は目視で判断する裁量トレードしか行っておらず、テクニカル指標の類は使っていません。そういう意味ではテクニカル指標に精通していない人間になりますが、個人的にあまり研究したいとは思わないんですよね。
システムトレードのメリットには、以下のような項目が挙げられます。
特に大きいメリットは、人間の感情・心理に左右されなくなるという点です。
人間の持つ躊躇や恐れといった感情なく、常に冷静・冷徹に取引できることは、非常にメリットのあることです。
かくいう私は、自動売買プログラムを組んだことがありません。
私のトレードスタイルは波動論のようなものに近く、綿密に現在置かれたチャートの状態を思考しています。
チャートは時間軸で全て繋がっているので、たかだかデイトレードを行う場合でも、必ず長期足から順を追ってトレンドを確認し、最後にデイトレレベルの直近トレンドを判断しています。
デイトレードだから「15分足、1時間足だけ見てればいいや」というわけではないです。
私がチャートから読み取っている情報を、数式化してプログラムに読み込ませるのは非常に困難だと思っているので、あまり自動売買プログラムを組んでみようという意欲が湧かないのが現状です。
私が判断している思考は、FXにおける値動きの本質に近いものと確信しており、その値動きの本質を数式化できないのであれば、良いパフォーマンスをあげられる自動売買プログラム（EA）も当然に産まれない、と思っています。
私が自動売買で利益を上げるためは、現在利益を上げている裁量トレードとは全く別次元からのアプローチが必要になってきます。（テクニカル指標と親和性の高い有効手法を生み出すのが先、ということになります）
私は自動売買プログラム（EA）を組んだことがないので、そこまで自動売買に関する知識に精通してはいません。踏み込んだ文章は書けませんが、一般知識や利用ソフトなどは知っているので紹介したいと思います。
トレーダーの間で有名かつ人気の高いのが、MT4（Meta Trader）を駆使した自動売買プログラムの作成です。私も一応MT4を見れる環境は準備していますが、普段の為替チャートはFX会社の取引チャートで事足りています。
時間と意欲が湧けば、MT4をもっといじってみたいとは思っています。その前に、テクニカル指標に精通する必要がありそうですが。（そもそもテクニカル指標自体の存在意味に疑念があるので、あまり乗り気ではない）
システムトレード（自動売買）の可能性について
| FX歴 | 16年（2008年～） |
|---|---|
| 年利 | 8～15%（破産確率を考慮） |
