FX会社が提供している便利ツールには、運用成績レポートを表示できるものもあるんですよねぇ。昨今のFXツールの充実度には驚きです。
DMM.com証券やヒロセ通商では、こういったFXの運用成績が表示できるものがあります。便利になったものだ。試しに直近一年間の運用成績を表示してみました。(※過去データの年度別集計もできます)
基本的に月単位でマイナスになることはあまりないので、じわじわ右肩上がりのグラフになっています。その月のボラによって収益にバラつきがあります。具体的な金額については伏せてありますが、年利に換算すると8~15%程度なので、ドカッと資産が増える訳ではありません。
こういったツールって、客観的に自分の運用成績が分かっていいですよね!
意外に思ったのが「売買数量比率」。売りトレードの方が多くなる傾向にあります。これはたまたまトレンドが売り先行の相場だったのか、個人的な感情が作用しているのかは分かりませんが、あんまり良い傾向ではありません。
私が普段使っている手法は基本的に「売り相場」「買い相場」で変化するものではないので、恐らく暇つぶしでポジってるスキャルピングトレードの売り比率が潜在的に多いのだろう。これは改善した方がよさそうです。
通貨ペアについては、ほぼユーロドル(EUR/USD)かドル円(USD/JPY)による取引です。(他もいじくるけど、イマイチ成果が出ない)
FXで食っていきたい・FXを副業にしたいなど、FXを始める理由はそれぞれですが、始めるからには長期的に安定した収支を出し続けれられることが目標になります。3ヶ月、6ヶ月程度ではなく、最低でも一年間のロングスパンで見たときに安定していなければいけません。
もちろん、損切せずにコツコツドカンなトレードでたまたま利益が出ているなんてのはナシです。きちんと損切りを踏まえたリスク管理を行った上で、安定した利益が出せていなければなりません。コツコツドカントレードでは損切りを行わないため、運次第では年間単位でも勝ち続けられると思いますが、それを10年20年続けようとすると、必ずどこかでドカンと負けて今までの利益を吐き出してしまうと思います。
とにかく、「FXで食っていきたい」「FXを副業にしたい」と思っている人は、勝ち続けるトレードを最低でも一年間続けられることを目標にしてみてください。
熟練すれば、長期的に安定した利益を出し続けられるように成長すると思います。FXは基本、似たような値動きを延々と繰り返して為替チャートが形成されているに過ぎないので、一度法則を知ってしまえば、半永久的に利益を出し続けることができるようになります。
今は負けている側でも、FXを続けていればどこかで「あっ!」って気が付く瞬間が訪れると思います。私の場合は、モヤモヤしていた雲が徐々に消えて視界がクリアになっていった感じです。
ただ時間は有限であるため、どこかで諦める線引きもしなければいけないと思います。私のように5~6年必死にやって気が付くことができる人も居れば、一生気が付けない人も居ると思うからです。
常に冷静で客観的であれ!
上で紹介した運用成績グラフが出せるFX会社です。DMM.com証券とヒロセ通商は同じシステムを使っているっぽいです。(成績グラフ作成ツールの委託業者が同じ?)
※2021年頃にデザインが変わりました
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |