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FX歴15年 相場と生きる。

為替チャートの種類 ローソク足・平均足・ラインほか

世界中のトレーダーの多くはローソク足を使用しています。為替相場は売買心理が働くため、出来るだけ皆が見ているものと同じ環境に合わせる方が望ましいです。
  • 為替チャートの種類
  • 時系列チャート
  • 非時系列チャート
  • まとめ
最終更新日 2020/05/06

為替チャートの種類

為替チャートには種類があります。私たちが普段目にする機会の多いのがローソク足です。その他、平均足、ラインチャート、バーチャート、カギ足、練行足など様々ありますが、よく用いられるのは「ローソク足・平均足・ラインチャート」辺りだと思います。

為替チャートの種類

表示できる為替チャートの種類については、各FX会社の取引ツールに依存するため、FX会社によっては表示できないチャートタイプもあると思います。ただ、表示できるチャートタイプが多ければ良いという訳ではないので、「ローソク足・平均足」辺りが標準的に見れれば問題ありません。というか、ローソク足だけでも良いくらいです。ちなみに本ページで紹介するチャート足が表示できるのは、マネーパートナーズの取引ツールになります。

時系列チャート

時系列チャートとは、時間の経過をベースとして価格をプロットしていくチャート方式です。時間経過を横軸に均等に割り振っているのが特徴です。私たちが普段目にすることの多いローソク足などが時系列チャートに該当します。

ローソク足

ローソク足

為替トレーダーの大半が見ているのがローソク足です。ローソク足は陽線(赤)陰線(青)で描かれるのが特徴です。ローソク足は始値・終値・高値・安値の4つで構成されています。

ローソク足 陽線(赤)

始値<終値のとき、陽線(赤)となる。

ローソク足 陰線(青)

始値>終値のとき、陰線(青)となる。

※陽線と陰線の色は、赤と青で表現される場合が多いです。チャートデザインによっては、白と黒で表現されることもあります。

視覚的に上昇トレンドや下落トレンドをイメージできるのが良いですよね。ローソク足はその形状によって、十字線(同事線)、たぐり線、トンカチなど様々な形状があります。世の中には酒田五法をはじめいくつかのテクニカル手法がありますが、ローソク足のパターンや形状を覚えたからといって、それで為替相場が有利に働く訳ではないので過度の期待は禁物です

平均足

平均足

平均足はローソク足に修正を加えたものです。修正されるのは始値終値です。

  • 平均足の始値は、前の足の実体の始値と終値の平均とする
  • 平均足の終値は、現在期間の四本値(始値・終値・高値・安値)の平均とする

この修正が加わることで、よりトレンドを視覚的に捉えやすくなるメリットがあります。前の足の実体の終値を参照することで、上昇トレンドが始まれば陽線(赤)が続き、下落トレンドが始まれば陰線(青)が続きやすくなります。

ラインチャート

ラインチャート

各期間の終値を線で結んだのがラインチャートです。ローソク足や平均足よりも価格推移が分かりやすい反面、終値だけをプロットしているので各期間でどれだけ乱高下したのかが分かりにくいという欠点もあります。使用するのであれば、1秒足~1分足など、単位期間の短い足で使用するのが良いと思います。スキャルピングトレーダーの中にはラインチャートを活用しているトレーダーも比較的多いかもしれません。

バーチャート

バーチャート

バーチャートは、終値・高値・安値の3つで構成されています。ローソク足との違いは始値がないという点です。各バーの右側にちょこっと飛び出しているのが終値です。為替チャートは始値よりも終値の方が重要視される傾向にあるため、値動きとともに終値を視覚的に捉えやすいメリットがあります。

非時系列チャート

非時系列チャートは、時間経過よりも価格変化に重点を置いたチャートです。そのため、横軸の時間軸は必ずしも均等ではないのが特徴です。

カギ足

カギ足

カギ足(値幅足)は、1本の縦線によって価格推移を表すチャート方式です。あらかじめ決められた一定の値幅を超えた場合に、1本の縦線を引いて価格の暴落・暴騰を表します。

練行足

練行足

練行足(れんこうあし)とは、あらかじめ設定した一定の値幅に対して、その値幅を満たした場合に新たな足を追加していくチャート方式です。値幅以上に価格が上昇した場合、陽線(赤)として足が追加されます。反対に、値幅以上に価格が下落した場合、陰線(青)として足が追加されます。

まとめ

為替チャートの種類はいくつかありますが、基本的にローソク足で問題ないと思います。私はローソク足を使っていますが、為替相場で勝てるようになるまでに6年を要しています。ひとつの為替チャートをマスターするにはそれなりの時間を要するので、まずはローソク足で安定した利益を出せるようになってから、他の足を研究してみるほうが良いと思います。

世界中のトレーダーの多くはローソク足を使用しています。為替相場は売買心理が働くため、出来るだけ皆が見ているものと同じ環境に合わせる方が望ましいです。

また、個人的に「時間軸の概念」は為替取引において重要な意味を持つことが多いと感じています。時間軸の概念がない非時系列チャートは、移動平均線やトレンドラインといったテクニカル指標が通用しないため、時系列チャートとは全く別のアプローチが必要なチャートだと思います。

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その他 予備知識
管理人
FX歴 15年(2008年~)
年利 8~15%(破産確率を考慮)
投資スタイル
デイトレードが中心(原則持ち越しなし)
大切にしていること
  • 長く勝ち続けること。
  • 無理をしないこと。
  • 欲が出たときこそ危ない。
  • 元手あっての世界。
私が使っているFX会社
  • 業界大手
  • スキャル、デイトレ、スイングどれも対応できる口座
  • 50枚以上のデカい玉をデイトレでぶちかます用
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い
  • くりっく365口座も同時開設でき、スワポ長期投資にも向く
  • 穴が見当たらない総合力の高いFX会社
使用感など
  • スキャル、デイトレ用
  • ここのチャートを観ることが多い(レート表示がパカパカ早い
  • 食品配送してくれる(自営の食品工場あり)
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い(最近やや不安定)
  • マイナススワポは不利なので注意(プラススワポは優遇)
使用感など
  • 業界大手
  • たまに使う(最近また触り始めてる)
  • スプレッドが国内トップクラスに狭い
  • スワップポイントが高水準(くりっく365と比較して遜色ない)
  • お金を出すところにはドンと出す印象(経営が上手い
使用感など