専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

通貨ペアとは

FXは単体の通貨を取引するのではなく、必ず2国間の通貨が絡んできます。この2国間の通貨を通貨ペアと呼んでいます。米ドルを取引したい場合でも、米ドルだけを取引することはできないのです。
  • 外国為替の原則
  • 通貨ペアの種類
  • 通貨ペアの組み合わせは数百通り以上

外国為替の原則

外国為替は2国間の通貨取引によって成立します。例えば、日本の自動車メーカーが製造した自動車をアメリカに輸出(売った)場合、貿易決済は米ドル(USD)で行われます。日本人が日本国内で米ドルを持っていても仕方がないので、日本の自動車メーカーは輸出貿易によって得た外貨の米ドルを日本円(JPY)に両替します。この時に、ドル円レートを基準に為替取引が行われるのです。

自動車

FXは2国間の通貨取引

FX(外国為替証拠金取引)は、外国為替を証拠金によって取引する金融商品(デリバティブ取引)です。そのため、FXは単体の通貨を取引するのではなく、必ず2国間の通貨が絡んできます。この2国間の通貨を通貨ペアと呼んでいます。米ドルを取引したい場合でも、米ドルだけを取引することはできないのです。必ず米ドルと他国通貨がペアになります。

アメリカ
日本

通貨ペアの種類

世界各国には様々な通貨があります。世界的に有名な通貨には、米ドル(USD)、日本円(JPY)、ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)などがあります。この4種類だけを見ても、通貨ペアの組み合わせは6通りになります。

通貨ペア
通貨 (例)
  • 米ドル(USD)
  • 日本円(JPY)
  • ユーロ(EUR)
  • ポンド(GBP)
作られる通貨ペアの組み合わせ (例)
  • ドル円(USD/JPY)
  • ユーロドル(EUR/USD)
  • ポンドドル(GBP/USD)
  • ユーロ円(EUR/JPY)
  • ポンド円(GBP/JPY)
  • ユーロポンド円(EUR/GBP)

通貨ペアの表示される順番は、日本における表示方式では上記のように決まっています。ドル円は「USD/JPY」のように表記しますが、これは1米ドルに対して円は幾らかという意味です。「ドル円相場は現在、1米ドル=110円」などと経済ニュースで報道されることがあると思います。このように、他国の通貨を自国通貨で表示することを自国通貨建てといいます。

一方アメリカなどでは、円ドル(JPY/USD)で換算するため、100円=0.9090米ドルのように表記することが多いです。(他国通貨建て

ドル円チャート

ドル円

ドル円相場。チャートが上に向かうほどドル高円安、反対にチャートが下に向かうほどドル安円高です。

通貨ペアの組み合わせは数百通り以上

世界には数十種類以上の通貨が存在するので(非承認のものまで含めると数百以上?)、通貨ペアの組み合わせは数百通り以上あると思います(正確な数字は分かりません)。国内FX会社で取り扱っている通貨ペア数については、おおよそ10~20通貨ペア程度、多い会社では50種類以上の通貨ペアを実際に取引することも可能です。