OCO決済とは、保有中のポジションを決済する際に、OCO注文方式を利用してオーダーを出すこと。
例えば保有中のポジションがあった場合、OCO決済を利用することで利益確定注文と損失確定注文を同時に出すことができるようになります。
OCO注文なので、片方の決済注文が成立したら、もう片方の決済注文はキャンセルされます。(オーダーが残ったままにならない)
これは、保有中のドル円買いポジションを「売り決済」するOCO注文です。
注文イメージとしては上図のような感じです。
この場合、指値注文は利益確定に対応し、逆指値注文は損失確定(損切り)に対応しています。
※あくまで分かりやすい一例なので、必ずしも指値注文が利益確定に対応し、逆指値注文が損失確定に対応している訳ではありません。以下に別の事例を紹介。
すでに保有中のポジションに大きな含み益がある場合、指値注文も利益確定、逆指値注文も利益確定になるパターンがあります。
トレーリングストップで損切ラインを押し上げている場合、すでに勝ち確の状態で利益を伸ばし続けることができます。この場合、現在レートよりも高い場所で指値決済しても、安い場所で逆指値決済しても、利益が確保されている状態です。(指値注文も利益確定、逆指値注文も利益確定)
もちろん、逆もまた然りです。(指値決済も損失確定、逆指値決済も損失確定のパターン)
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |