専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

FXの注文方法 ~IFD注文

IFD注文では、利益確定または損失確定(損切り)のどちらか片方しか注文を出せないため、実戦で利用している人はあまり居ないように思います。 (私も普段全く使わない)
  • IFD注文とは
  • IFD注文パネル (例)
  • IFD注文の例
  • 利益確定か損失確定(損切り)、どちらか片方しか入れられない不便な注文
  • IFD注文 まとめ

IFD注文とは

IFD注文は、IF DONE(イフダン)という英語表記からきています。日本語の意味は「もし成立したら~」という意味です。

FXにおけるIFD注文とは、「最初に出した注文がもし成立したら、次の注文も入れる」という注文方式です。

IFD注文では、新規注文と決済注文の計2つの注文を連続して出すことができます。

IFD注文とOCO注文の違い

OCO注文は異なる2つの注文を同時に出しているのに対し、IFD注文は1つの注文を連続して出しているイメージです。マルチとシングル(2連射)の違いですかね。

IFD注文パネル (例)

IFD注文
IFD注文
1.新規注文 売買区分、注文レート、指値or逆指値を指定します。
2.決済注文 売買区分、注文レート、指値or逆指値を指定します。
指値は利益確定レート、逆指値は損失確定レートに対応します。

実際の注文例を見てみましょう。

IFD注文の例

IFD注文の分かりやすい例を簡単に紹介します。

1.新規指値注文(買い) + 2.決済指値注文(売り)

新規注文として指値100.000円(買い)、決済注文として指値100.500円(売り)を注文します。

IFD注文 チャート1
  • 新規指値注文は、現在レートよりも安い100.000円で待ち構えるように買い注文を入れています。
  • 決済指値注文は、現在レートよりも高い100.500円で利益確定の売り注文を入れています。

IFD注文では、新規注文が成立してはじめて次の注文、つまり決済注文が予約されます。1.の新規注文が通った後に2.の決済注文が入るため、先に2.に到達しても注文は成立しません。また定義上、指値決済は新規注文レートよりも高いレートで入れる必要があるため、指値決済は利益確定の意味合いを持ちます。

1.新規指値注文(買い) + 2.決済逆指値注文(売り)

新規注文として指値100.000円(買い)、決済注文として逆指値99.800円(売り)を注文します。

IFD注文 チャート2
  • 新規指値注文は、現在レートよりも安い100.000円で待ち構えるように買い注文を入れています。
  • 決済逆指値注文は、現在レートよりも安い99.800円で損失確定の売り注文を入れています。

先例と同様、新規注文が通ってはじめて次の決済注文が予約されます。また定義上、逆指値決済は新規注文レートよりも安いレートで入れる必要があるため、、逆指値決済は損失確定の意味合いを持ちます。

補足

指値注文と逆指値注文の違いを忘れてしまった人は、下記リンク先を参照してください。

利益確定か損失確定(損切り)、どちらか片方しか入れられない不便な注文

IFD注文では、利益確定または損失確定(損切り)、どちらか片方の注文しか入れることができません。 (事前に)

長期投資目的でまったり保有する人はともかく、短期トレーダーとしては利益確定と損失確定の注文は同時に入れておきたいところです。

こういった場合に活躍するのがIFO注文です。IFO注文では、1.新規注文+2.決済注文(利益確定)+3.決済注文(損失確定)の3つの注文を入れることができます。

IFD注文 まとめ

IFD注文のまとめです。

  • IFD注文では、新規注文が通ってはじめて、次の決済注文が予約される。
  • 同時に2つの注文を出しているのではなく、単発の注文を2回出しているイメージ。
  • 決済注文を1つしか出せないため、例えば利益確定注文と損失確定注文を同時に2つ出すことはできない。

デイトレーダーにとっては不便な注文方式なので、私はほぼ使ったことがありません。 (笑)