指値注文と逆指値注文、それぞれの定義をおさらいしましょう。
「買い」の場合 | 現在レートよりも安いレートで買い注文を入れる。 |
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「売り」の場合 | 現在レートよりも高いレートで売り注文を入れる。 |
「買い」の場合 | 現在レートよりも高いレートで買い注文を入れる。 |
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「売り」の場合 | 現在レートよりも安いレートで売り注文を入れる。 |
新規ポジション発注時における指値注文、逆指値注文の違いを比較してみましょう。
分かりやすい例として、ドル円の買いポジションを持つ取引を考えます。
ドル円の指値注文(買い)は、指値注文の定義によれば以下の通り。
現在レートよりも安いレートで買い注文を入れる。(新規買い)
指値注文は、直近の値動きに対する逆張りのイメージを持つと分かりやすいと思います。(もちろんその限りではありませんが)
ドル円の逆指値注文(買い)は、逆指値注文の定義によれば以下の通り。
現在レートよりも高いレートで買い注文を入れる。(新規買い)
高値更新時など、ブレイクアウトに追従するような注文を入れることができます。(順張り)
保有したポジションを決済するときの、指値注文と逆指値注文の違いについて。
先例と同様、ドル円買いポジションを決済する場合を考えます。
ドル円の指値決済(売り)は、指値注文の定義によれば以下の通り。
現在レートよりも高いレートで売り決済を入れる。(利益確定)
安値で買って、高値で売る
予想が外れてドル円価格が下がってしまった場合、損失確定(損切り)のための逆指値決済(売り)を入れます。
逆指値注文の定義によれば以下の通り。
現在レートよりも安いレートで売り決済を入れる。(損失確定)
安値で買って、さらに安値で売る(損失限定のための損切り)
これらの事項は、指値注文・逆指値注文それぞれの定義に則しています。
FX初心者の方は混乱してしまうかもしれませんが、FXをやっていくうちに慣れるので大丈夫です。(笑)
ちなみに、売りから入る(新規売りスタート)場合も同様です。
忘れてしまったら、定義を再確認すればよいです。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |