成行注文とは、マウスクリックのタイミングで約定させる注文方式です。
レートパネルを見ながら注文できるので、よりリアルタイムな相場の中で力を発揮する注文方式になります。
マーケット注文ともいう。
FXの注文方法には、成行注文、ストリーミング注文、指値注文、OCO注文など様々ありますが、最速かつ確実に約定させるのに特化しているのが成行注文です。
「この価格レートで約定して欲しい!」と思った瞬間に約定してくれるので、利便性において成行注文よりも優れた注文はありません。
FXの注文パネルには、「USD/JPY一括決済」や「売建玉一括決済」など、保有中ポジションを一括決済できるボタンがあります。これらの注文は、内部的には成行注文で行われます。
「相場が急変動したので緊急離脱したい!」という時には、ポジション一括決済ボタンを押して逃げましょう。
注文パネルを利用すれば、エントリーから利益確定までの一連の動作を素早く行うことができます。
「ポン、ポン」と瞬時に取引を終えることができるので、秒単位の正確さを要求されるスキャルピングトレーダーは皆、成行決済を利用しています。
自分が想定している価格レートに対して、実際の約定レートが乖離することをスリッページが発生するなどといいますが、昨今のFX会社は約定力が高い会社が多いので、ほとんどレート乖離することなく約定してくれます。
私は複数のFX口座を開設していますが、どのFX会社も約定力が高いので、どのFX会社を利用してもあまり差は感じないと思います。
メイン口座 | GMOクリック証券 |
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サブ口座 | DMM.com証券、ヒロセ通商 |
ただし、それはあくまで平時における約定力なので、例えば1秒間に10pipsも20pipsも動くような乱高下相場では、成行注文のスリッページが大きくなる傾向にあります。(この辺は何となく想像できると思いますが)
成行注文の特徴をまとめました。
成行注文と同じマウスクリック方式の注文方法にストリーミング注文がありますが、これらの違いについては下記リンク先を参照してください。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |