専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

FXの注文方法 ~ストリーミング注文

ストリーミング注文では、約定レートの値滑り幅を限定することができるようになります。 (スリッページ設定)
  • ストリーミング注文とは
  • スリッページを設定できる
  • スリッページを狭くし過ぎると、約定拒否を連発するので注意
  • スリッページ範囲はどのくらいがいい?
  • ストリーミング注文の特徴 まとめ

ストリーミング注文とは

ストリーミング注文、マウスクリックのタイミングで約定させる注文方式です。

マウスクリック

ここまでは成行注文と同じですが、ストリーミング注文は成行注文とは少し性質が異なる注文方式です。ストリーミング注文と成行注文との大きな違いは、スリッページを設定できるかできないかです。

スリッページを設定できる

ストリーミング注文の大きな特徴が、スリッページを設定できる点です。

スリッページ

スリッページとは、約定レートの値滑り許容幅のことです。

要するに、どの程度までならマウスクリック時の価格レートと乖離しても許容するかという設定のことです。

価格レートとの乖離を抑えることができる

レートパネルを見ながらマウスクリック注文したのに、約定レートが10pipsも20pipsもズレていたら嫌ですよね。スリッページ設定を行うと、約定レートの値滑り許容幅を設定することができるようになります。

スリッページ 0.3pips

例えばスリッページを0.3pipsに設定すれば、約定レートの乖離を0.3pips以内に抑えることができるようになります。

(とんでもない価格で約定された、という事故が起こらなくなる)

滑る

スリッページを狭くし過ぎると、約定拒否を連発するので注意

ストリーミング注文には以下のような弱点もあります。

スリッページ0pipは約定拒否を連発する

値滑りを防げるなら、スリッページ0pipが最強なんじゃね?」と思われる方も居るかもしれませんが、スリッページ0pipは約定拒否を連発します。少し考えてみれば分かりますが、為替レートは1秒間に何度もパカパカと変化していますよね。そんな状態で「スリッページ0pip」を実現させようとする方が無理というもの。

値動きの激しい相場には向かない

そのため、基本的にストリーミング注文は値動きの激しい相場には向きません。 (約定拒否を起こす確率が高まる)

ストリーミング注文は、レンジ相場など値動きが比較的穏やかな地合いで有効となる注文方式です。

スリッページなし(OFF)にすることもできる

FX会社によってはスリッページなし(させない)に設定することもできます。

スリッページ

これは成行注文と同義です。

(意味的にはスリッページ無限大ということですが、無限大に広がることはまずありません)

スリッページ範囲はどのくらいがいい?

私の場合、スリッページは1~3pips程度に設定しています。そうしないと、いざ約定してほしいタイミングで注文が通らないからです。また、スリッページを設定しているからといっても、毎回のように滑りが発生するわけではありません。私の利用しているFX会社では、スリッページを広く設定しても値が滑らずにそのまま約定する場合がほとんどです。

ただし、約定力が極端に低いFX会社の場合、ツルツルと値が滑ったり不利約定が頻発することもあるので、そういったサービスの質が低いFX会社は利用しないようにしましょう。

ストリーミング注文の特徴 まとめ

ストリーミング注文の特徴をまとめました。

  • ストリーミング注文はレートパネルを見ながらマウスクリックにより注文を出す注文方式。
  • ストリーミング注文では、値滑りの許容範囲であるスリッページを設定できる。
  • 値滑りの許容範囲を設定できる反面、値動きの激しい乱高下相場では約定拒否を起こしやすくなる。
  • 私は基本的に成行注文を使っていますが、値動きの静かなレンジ相場などでは稀にストリーミング決済することがあります。利食いで使うくらいなので、ほんとたまにです。

    (約定拒否した場合は何度かクリックし直す)

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