専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

投資で利益を上げる方法 (キャピタルゲインとインカムゲイン)

投資は、2種類の利益構造(キャピタルゲインとインカムゲイン)に分けることができます。キャピタルゲインの方が価格変動幅が大きいため、こちらを基準に考えるのが基本です。
  • 投資で利益を上げるには?
  • 2種類の利益構造
  • キャピタルゲイン (売買差益)
  • インカムゲイン (利子収)
  • キャピタルゲインを狙うのが基本
  • インカムゲインを狙うのであれば、底値や低価格帯で拾うこと

投資で利益を上げるには?

  • どうやって投資で利益を上げるのか?
  • 投資で利益を上げる方法にはどんなものがあるのか?

これらの点について、投資初心者にも分かりやすく紹介していきたいと思います。

2種類の利益構造

  • 株式投資
  • 外国為替 (FX・外貨預金)
  • 商品取引 (CFD・先物取引)
  • 債券投資
  • 不動産投資

など、投資の種類にはいくつかありますが、いずれの場合でも、基本的には2種類の利益構造に分けることができます。

2種類の利益構造
  • キャピタルゲイン (売買差益)
  • インカムゲイン (利子収入)

どんなものか順に見ていきましょう。

キャピタルゲイン (売買差益)

キャピタルゲイン(売買差益)とは、保有している金融資産そのものの価格が変動することによって生じてくる利益です。

株の場合では、保有した株式が値上がりすることで売却益を得ることができます。

FXの場合では、買いポジション(ロング)を取った通貨ペアが値上がりすることで売買差益を得ることができます。

キャピタルゲイン

安く買って、高く売る。

これがキャピタルゲイン(売買差益)の基本になってきます。

インカムゲイン (利子収入)

インカムゲイン(利子収入)とは、金融資産を一定期間以上保有し続けることによって生じてくる利益です。

株の場合では、毎年決算期に受け取れる配当金がこれに当たります。

FXの場合では、毎日受け取れる金利差(スワップポイント)がこれに当たります。

インカムゲイン

インカムゲイン(利子収入)の良い所は、確実に一定の利益を上げられる点にあります。特に長期保有目的で金融資産を保有する場合には、インカムゲイン(利子収入)を目的とする場合が多いです。(5年~10年を見越した中長期投資)

何もしなくても発生する収入なので、不労所得と呼ぶこともできますね。不動産投資(アパート経営)の家賃収入とかもこれに当たります。

キャピタルゲインを狙うのが基本

投資で利益を上げる基本は、キャピタルゲインを狙うところにあります。

キャピタルゲインが基本

なぜならば、インカムゲインよりもキャピタルゲインの方が価格変動幅が大きいからです。

キャピタルゲイン

ある期間におけるFX取引明細。取引損益(キャピタルゲイン)の方がスワップ(インカムゲイン)よりも価格変動幅が大きいことが分かります。

いくら高配当、高利子(スワップ)が望める金融資産であっても、それ以上に資産価値が落ちてしまっては意味がありません

あくまで狙うのはキャピタルゲインであって、インカムゲインはおまけのようなものです。そのことを念頭に入れておくだけでも、投資に対する考え方が大分変ってきます。

一見すると確実に入ってくることが約束された利子収入が有利に思えるかもしれませんが、利子収入ばかり優先しているとその商品そのものの資産価値が下落して利子収入以上に損失を被る危険性があります。

「年利10%なのでお得」「金利差10%でウハウハ」とか甘い言葉には騙されないように。配当金は企業が黒字決算であれば受け取ることができますが、赤字決算の場合には無配になることも珍しくありません。また、基本的に金利が極端に高い通貨は通貨価値が長期的に下落している場合が多いため、本当に投資してよい通貨なのか判断する必要があります。(トルコリラや南アフリカランドは長期的に通貨価値が下がり続けている)

インカムゲインを狙うのであれば、底値や低価格帯で拾うこと

株式を保有ししていると年利2~3%程度の配当金や株主優待を得ることができます。これは現在の日本の銀行預金金利が0.01%とかであることを考えると大きな差です。銀行預金で資産を遊ばせてるくらいなら株式投資に幾らか回した方が賢明です。

ただし、前述のように投資はキャピタルゲインを狙うのが基本です。私の文章を読んで株式投資に興味を抱いてくれるのは嬉しいことですが、「思い立ってすぐ行動する」ことには慎重になってください

日経平均株価

株式投資はあくまで世の中にある様々な投資商品の中のひとつに過ぎません。世界経済は好景気~不景気を循環しており、そのトレンドによって売り込まれる商品、買われる商品が変わってきます。投資先は株式以外にも金相場、原油相場、為替相場など様々あります。買い時のタイミングもそれぞれ異なります。

投資には「待つ」ことが非常に大切です。この文章を読んでおられる皆さまが今現在、どのような経済情勢下に置かれているのは分かりませんが、くれぐれも高値で株式を保有してしまわないように注意してください。