私の知っている投資の種類について、簡単に紹介していきたいと思います。
銀行預金も一応、元本保証ありの投資としてカウントしています。銀行は私たちから集めた預金を使って、国債購入や融資(金貸し)などを行って資産運用しています。その運用利益の微々たるものが、私たちに毎年「金利」という形で還元されています。
投資の種類の中でも、始めやすさ、難易度の高低があるかと思います。個人的に始めやすいと思う投資をピックアップします。
ありふれた回答ですが、やはりこれらが根強い人気を誇ります。実際に「儲けやすさ」の敷居も低い。
株式投資やFX以外の投資については情報も少なく、難易度もはるかに高いと思います。
投資の種類をいろいろピックアップして解説。
投資信託は、第三者(運用ファンド)に丸投げして資産運用してもらう投資手法です。委託者には詳細な投資内容が明かされないため、どの程度中抜きされているのか把握できず透明性に欠ける印象です。元本保証はもちろんないため、委託者に損失が出る可能性が十分にあります。運用ファンド側は信託手数料を確実に受け取ることができるので、運用ファンド側からすれば手堅い商売といえます。まぁ、中には優良な投資信託も存在するとは思います。
CFD(差金決済取引)は、株式市場や原油・金などの商品市場でレバレッジ取引ができる証拠金取引です。FXも証拠金取引なので一応CFDの中に含まれますが、日本では両者を分けて考えるのが一般的です。投資商品の多さが魅力ですが、分別管理が義務化されておらず法整備があまり進んでいない印象です。
(※分別管理・・・顧客から預かった資金を別管理とし、万が一証券会社が倒産しても預けた顧客資金は保護されるという仕組み)
ちなみにFXは、法整備によって分別管理が義務化されています。
アパート経営で家賃収入を得たり、不動産の転売などで儲けます。不動産投資も結構人気がありますが、個人的にはあまり儲からない印象です。日本国内は今後も人口減少が進むので、アパート経営には不利な地合いといえます。人が減るので不動産価値・地価も上がりにくいのでは。(転売も不利)
司法書士に依頼して不動産登記(権利の移転)などをしなければならず、初心者が気軽には始められない印象です。
また、「将来ここに大道路が建設される予定」といった公共投資に関する情報などの有力な情報網もなく、素人には不利な印象を受けます。(鷲巣先生が財を成したいわゆる「値千金の情報」)
REIT(リート)と呼ばれる不動産投資信託もありますが、投資信託なので自分で不動産投資をしている感覚はあまりないと思います。
ベンチャーキャピタルとは、新興企業(ベンチャー)の将来性を買って積極投資すること。
やはり「有力な情報網」ありきの世界で、敷居は高いと思います。アメリカの株式投資で長者番付にも名を連ねるウォーレン・バフェットは、ベンチャーキャピタルで財を成した人物です。「企業に投資する」という点でやりがいや社会貢献的側面がありますが、中々難しいと思います。
ここまで色々な投資を紹介しましたが、全く投資経験のない人はやはり株式投資やFXから始めてみるのが良いと思います。
よく、「株で○○○万円失った」「FXで○○○万円失った」という話を聞きますが、経験者である私の感想を言うと、無知で無謀な運転をしているから当然という感想です。
要は焦り過ぎ、経験不足ということです。
早々に結果を求めようとすると絶対に失敗します。運良く初心者が儲かったからといって、それはビギナーズラックに過ぎません。
経験が全ての世界です。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |