専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴13年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

中長期投資を考えるのなら株式投資が良い

銀行預金で持て余している資金があったのなら、年利2~3%程度を狙える株式に積極投資したほうが良いです。
  • 中長期投資とは
  • 中長期投資を目的とした株式投資で得られるリターン
  • 株式購入のタイミング

中長期投資とは

中長期投資とは、5~10年など比較的長い期間に渡って特定の株式や投資商品を保有し続ける行為をいいます。

キャピタルゲインを狙うのが基本

投資行動によって得られるリターンには、2種類の利益構造があります。

  • キャピタルゲイン(売買差益)
  • インカムゲイン(利子収入)

インカムゲイン(利子収入)よりもキャピタルゲイン(売買差益)による価格変動の方が大きいので、基本的にはキャピタルゲインを重視した取引を考えるようにしましょう。

キャピタルゲインが基本

高値で買うのには注意

毎年受け取ることができるインカムゲインは、年月を重ねるほどに利子収入がじわじわ積み上がっていきます。そのため、インカムゲインを狙うのであれば中長期投資、5年~10年などの比較的長い期間に渡って保有し続けることが前提となります。

ただし、キャピタルゲインによる価格変動まで考慮すると、その投資商品を高値で保有してしまわないように注意する必要があります。せっかく毎年一定の利子収入があっても、価格変動によって利益が相殺されては意味がありません。

中長期投資を目的とした株式投資で得られるリターン

株式を保有していると様々な恩恵を受けることができます。

配当金、株主優待

最も身近なのが配当金株主優待といったものです。配当金は毎年受け取ることができる利子収入で、年間で2~3%程度の利益を受け取ることができます。株式には権利確定日というものがあり、その権利確定日に株式を保有していれば、配当金を受け取る権利を得られます。権利確定日は3月や9月、年2回など、株式を発行している上場企業によって異なります。銀行預金が0.01%とかそんなレベルであることを考えると、動かせる資金は投資に回した方が賢明です。

経営参加権

株式を保有していると、会社の意志決定を行う最高機関である株主総会に出席し、株主の持ち株に応じて議決権を行使することができるようになります。そのため、特定の株主が企業の株式を多く保有していればいるほど、会社経営に対して大きな影響力を持つことになります。話が少し逸れますが、企業買収(M&A)や敵対的買収といったものは、対象となる企業の株式を大量に保有し、会社経営への発言権を高めて意のままに操る目的で行われます。

株式購入のタイミング

投資はキャピタルゲインを第一に考える必要があるので、中長期投資を行う場合、高値で買うことは絶対にできません。

1. 日経平均株価との連動を考慮する場合

株式投資の場合、日経平均株価が1万円以下の状態で拾うのであれば、どの株式を購入してもまず中長期的に負けることはないと思います。 (経営危機にある株式を除く)

日経平均株価

中長期保有が前提なので、倒産リスクを考慮して必ず分散投資を行うようにしましょう。

問題は滅多にチャンスが巡って来ないということです。痺れを切らして高値で保有してしまうくらいなら、他の投資先を探すのも良いです。世界経済は呼吸をするかのように不景気~好景気を繰り返しており、その都度買われやすい商品があります。(不景気には金や日本円が買われやすいなど)

できるだけ効率良く投資先を探し、お金を無駄に遊ばせたり、塩漬けで身動きが取れないような状態を減らすようにしましょう。

2. 独自に動く個別株を探す場合

日経平均株価を考慮しなくても、購入することができる株式も中にはあります。日経平均株価にあまり連動していない割安株を探すという手段です。

割安株

日経平均株価にあまり連動せず、だらだらとした値動きをしている株であれば、中長期投資でインカムゲイン(利子収入)を十分狙うことができます。日経平均株価に連動しない原因としては、その業界業種自体が別の要因によって下落圧力を受けている場合などです。例えば、原油価格に影響を受けるような産業の場合、日経平均株価が堅調であっても原油の下落に引っ張られてしまうことがあります。原油は投機的に上げ下げすることがあり、現状世界経済にとってなくてはならないエネルギー資源なので、永遠に下げ続けることはなく、下がれば必ず買い支えが入るようになっています。

日本は家電メーカーが沈んでいますが、業界全体が沈んでいる分野の株を購入する場合、倒産リスクや上場廃止のリスクが増えてしまうので、業種選びは慎重に検討する必要があります。

いずれの場合も、

  • 長期スパンで見ても割安な株を探す。
  • 5~10年の中長期投資を見越して保有する。
  • 倒産リスクを避けるために、分散投資を必ず行う。

これらの項目が大切になってきます。銀行預金で持て余している資金があったのなら、年利2~3%程度を狙える株式に積極投資したほうが良いです。

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