FXで取引できる各通貨には「通貨の信頼性」という要素があります。
この「通貨の信頼性」について、私たちが為替取引をする上で考慮すべき項目を挙げるなら以下の3つが重要になってきます。
値動きの信頼性とは、チャート上で意識されやすい節目や価格、テクニカル的要素(テクニカル指標など)に対してきちんと反応するかを指します。
この「値動きの信頼性」は、その通貨ペアを取引するプレイヤー(市場参加者)の数・資金量に比例します。
プレイヤー(市場参加者)の数、というより動いている資金量が多い通貨ペアを触れば、無秩序で訳の分からない値動きに翻弄されるリスクが減ります。具体的にどの通貨ペアを触ればよいのかについては、以下リンク先で紹介しています。
プレイヤー(市場参加者)の数が少ないと、必然値動きが荒くなります。
例えばスイスフランはハードカレンシー(国際決済通貨)ですが、市場の取引規模自体は大きくありません。そのため、スイスフラン事件のような10分で1500pipsも動くとんでもなく荒い動きが起こることもあります。
スイスフラン事件の主役となったユーロスイス(EUR/CHF)。
この事件で口座資金のすべてを失うに留まらず、パニック相場でストップが機能せず、追証で莫大な借金を背負ったプレイヤーも居ます。
こんな通貨触っていたら、どんな熟練でもいつか死にます。
経済的に不透明な国の通貨は、極力触らないほうが良いです。特に、高スワップポイントで人気のあるトルコリラや南アフリカランドには注意が必要です。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |