近年は取引サーバの向上などもあってFX会社のサーバ落ちに遭遇する機会は減りましたが、毎年1回以上はサーバ落ち・ログイン不具合といった現象に遭遇しています。どのFX会社で頻発するのかについては言及しませんが、私が使っているFX会社でも普通に起こっています。
ただ、サーバ落ち自体が年に何十回も起こることではなく、またさらに運悪くポジション保有中にサーバ落ちを喰らう可能性に至ってはかなり低いです。私は常時2~3社の為替レートを見ていて、多い時では1日に10回以上取引することもありますが、ここ数年はポジション保有中のサーバ落ちには遭遇していません。
SNS等で騒がれていたり、「あ、今落ちてるな」と気が付くことは年に数回ありますが、ポジション保有中にサーバ落ちを喰らう確率はもっとずっと低いです。(数年に1度あるかないか)
常に警戒することを怠ってはいけませんが、毎月のようにサーバ落ちを喰らうことはないのでリスクは限定的です。
先述のようにサーバ落ち自体は年に何度か目撃していますが、ポジション保有中のサーバ落ちはここ数年喰らっていません。
私はFX歴が15年を超えますが、ポジション保有中にサーバ落ちを喰らった経験は数えるほどしかありません。多分3~4回程度だと思います。しかもその時は1日10時間以上、朝から夜まで取引経験を積んでいた頃なので、取引時間を限定するようになった今よりもずっと地雷を踏む確率は高かったと思います。
個人的な感覚ですが、早朝や深夜(0:00以降)の方がサーバ落ちに遭遇する確率が若干高いように思います。あと、パニック相場は非常に危ないですね。多くのFX会社でサーバ落ちが頻発するほか、FX会社自体が自主的に取引を止めるような動きも見受けられるので。パニック相場は年に何度も起きることではありませんが、具体的にはユーロスイス(EUR/CHF)が1500pips暴落したスイスフランショック、英国EU離脱が決定した国民投票でポンド円27円落ちなどが挙げられます。
1日で300~500pips平気で動くような相場は非常に危険です。
サーバ落ちが発生すると、事前にストップロス(損切り)注文を入れていても通りません。(一部通ることもあるようですが)
損失リスクが無限大に広がるということです。
運が良ければ数pips程度の損失、またはプラスで決済することもできますが、自分が意図した取引ができなくなる上、最悪に転がれば追証発生も有り得てしまいます。1つのFX口座に全財産を集中させておいたら、最悪一発退場もあるということです。
むしろ、ポジション保有中のサーバ落ちは一回喰らってみた方がいいかもしれません。資金分散の重要さが身に染みて分かるので。
全財産を投入しているFX口座で、ハイレバ取引している途中にサーバ落ちを喰らったら発狂ものですよ。そんなことしている無謀な人間は少ないと思いますが。
FXにはサーバ落ちのような理不尽な損失リスクが付いて回ります。それでもFXを続けるかどうかはプレイヤー次第ですが、FXの世界で生き残り続けている人間は皆、これらの損失リスクを重々承知の上で闘っています。私ももちろんその一人で、サーバ落ちがあるからといってそれがFXを辞める理由には至っていません。
サーバ落ちという地雷を回避するためにも、こういった予防回避措置を日頃より備えておく必要があります。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |