インターネット回線で知っておきたい基本用語をまとめました。
インターネット回線速度には、下り回線速度と上り回線速度がある。下り回線速度はダウンロード速度、上り回線速度はアップロード速度のことなので、こちらの言葉の方が理解しやすいと思います。
インターネットサイト閲覧、YouTube動画などを再生する際には、下り回線速度(ダウンロード速度)が関係してくる。上り回線速度(アップロード速度)は、ローカル端末側からネットワーク上に情報データを送信する際に関係してくる。(メール送信など)
bpsとは、1秒間に何bitのデータを転送するかを表す通信速度の単位のこと。(OCNサイトより)
つまり、インターネット回線速度が速いか遅いかを表す指標として、bpsという単位がある。回線速度を調べるサイトで測定すると、30Mbps、100Mbpsといった計測結果が出る。また、G(ギガ)、M(メガ)、K(キロ)という単位も一緒に覚えた方がいい。
個人的な感覚では、現在のインターネット環境を快適に送るためには5Mbps以上は欲しいところ。
インターネット接続機器(モデム・ONU・ルータなど)にLANケーブルを直接繋いで使用するのが有線LAN。インターネット接続は安定するが、LANケーブルが邪魔など場所を選ぶのが難点。会社のパソコンは有線LAN接続している場合が多いと思う。
無線LANは、電波を飛ばしてインターネット接続を行うので、LANケーブルが不要になる。無線LAN接続には、電波を送信する無線LAN(親機)と、電波を受信する無線LAN(子機)が必要になる。物理的距離が離れていたリ、遮蔽物によっては電波強度や転送量が落ちる。一般家庭内では、部屋が細かく分かれているので無線LAN接続が多いと思う。
無線LANは、近年ではWi-Fi(ワイファイ)などとも呼ばれている。両者はほぼ同義で用いられることが多いが、厳密には、無線LANの通信技術の中に、Wi-Fiという認定規格があるという位置づけのようだ。
光回線を物理的に引いてくれる回線事業者。光回線を引くだけではインターネット利用はできない。インターネットを利用するためには、接続事業者(プロバイダ)と契約しなければならない。
など。
インターネットを利用するために契約するのが接続事業者(プロバイダ)。
など。
回線事業者と接続事業者が揃ってはじめて、インターネットが利用できる。
インターネット回線トラブルで知っておきたい基本用語をまとめました。
プロバイダが顧客ごとに割り振っているIPアドレス(200.100.10.10などの数字)。私たちに割り振られるインターネット上の識別子のようなもので、例えば掲示板で犯罪予告などの書き込みをしても、グローバルIPアドレスを辿ればどこの場所からその書き込みがされたのかが特定できます。グローバルIPアドレスだけでは顧客の特定はできませんが、顧客情報を握っているプロバイダが警察などに情報開示すれば契約者の特定に辿り着きます。
プロキシサーバを経由すればグローバルIPアドレスを偽装できるようですが、あまり詳しくは知りません。
回線トラブル時は、プロバイダにあなたのグローバルIPアドレスを伝えれば、どの時間帯にどのくらい回線速度が落ち込んでいるかなどの調査が可能になります。(グローバルIPアドレスの調べ方はググってください。簡単に分かります。)
ローカルネットワーク環境下で割り振られるIPアドレス。
ローカル環境とは、各家庭単位などの小規模ネットワークのこと。プライベートIPアドレスは、各家庭単位のネットワーク機器や端末ごとに割り振られます。
無線LAN | 192.168.0.1 |
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端末A | 192.168.0.3 |
端末B | 192.168.0.6 |
プライベートIPアドレスは各家庭単位で割り振られる識別子なので、例えばあなたの家庭内(ローカル環境)に、私の家庭内で使用されている「192.168.0.1」というIPアドレスが使用されていても問題ありません。(ローカル環境が異なれば、IPアドレスが被っても大丈夫)
プライベートIPアドレスを確認するには、各端末のコマンドプロンプト上でipconfigと打つと出てきます。(IPv4アドレスってやつ)
ローカルネットワークと繋がっている場合
通信プロトコルの一種。細かいことを省くと、自宅のローカルネット環境とプロバイダとを繋ぐためにある通信プロトコル(規約)のことらしい。私たちはプロバイダ経由でインターネットを利用していますが、そのプロバイダに繋ぐ際、プロバイダからユーザIDとパスワードを貰っているはずです。それらを使ってやり取りすることがPPPoE接続(通信プロトコル)。
NTTやプロバイダのカスタマーサポートに電話すると「NTTひかり電話ルータのPPPランプは点灯していますか?」と最初に聞いてくる。(ひかり電話に加入している私の場合)
PPPランプの点灯・消灯に関しては、PPPoE接続の状態を表しているらしい。プロバイダに接続するためのIDやパスワードといった情報がNTTひかり電話ルータ内に設定されていると、点灯するらしい。私の場合、無線LANの中にこれらの設定情報が入っているので、PPPランプは消灯していてもOKのようだ。
NTT推奨の方法としては、ひかり電話ルータ側にPPPoE接続の設定をしてホームゲートウェイとし、無線LANはブリッジモードで使う方がベターらしい。(この場合、PPPランプは点灯している状態)
ちょっと説明不足なので分からない人はスルーしてもOKです。NTTひかり電話ルータのPPPランプが点灯していなくても、無線LAN側にPPPoEの設定がされていればインターネットは使えます。
インターネットプロバイダ契約で知っておきたい基本用語をまとめました。
NTTの光回線サービスに契約する際、光回線サービスには大きく2種類あります。
今までは光回線サービスといえばフレッツ光しかありませんでしたが、2015年2月より「光コラボレーション(光コラボ)」というサービスが開始されました。
フレッツ光 | 従来通りの契約。NTT+プロバイダそれぞれに契約をするため、通信料の支払いが2箇所になるなど分かりにくい面があった。(光回線の使用料はNTTへ、ネット接続使用料はプロバイダへ) |
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光コラボ | 通信料の支払いをプロバイダに一本化できるようになる。反面、NTTとの契約は切れる。(光回線自体は従来通り使える) |
光コラボにすると、①支払い先が一本化できる、②基本使用料が若干安くなる、③プロバイダ独自のサービスを展開できる、などのメリットがある反面、NTTとの直接契約が切れるためNTTの手厚い技術サポートを受けられないといったデメリットも存在する。そのため、従来型のフレッツ光を継続使用するユーザも多い。
通信サービスなどの分野で多い契約形態。例えば、「通信速度は概ね1Gbps出ます」と書かれている場合の「概ね」に当たる部分がベストエフォート。つまり、「理論上は1Gbps出ますが、必ずしもそれを保証する契約ではありませんよ。」ということ。悪く捉えるならば免罪符的な意味もある。通信速度に関してプロバイダと言い合っても水掛け論になるので、個人レベルでは深入りしても仕方がない。
プロバイダ契約やネットワーク回線トラブルに関する用語は、自分が実際に経験・遭遇してみないと覚えていかないと思います。私もあまりネットワーク関係に詳しくない人間ですが、自分で調べていく内に勝手に覚えていきました。最初は大変ですが、まずは自分でやってみる事が大切です。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |