FX歴10年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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FX会社をスワップポイントで比較

FX会社によっては、「買いスワップ」と「売りスワップ」に大きな乖離があるFX会社もあるので、スイングトレーダーには影響が出てくると思います。(ショートポジションを数日~数ヶ月保有した場合に不利)
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目次
  • スワップポイントとは (おさらい)
  • 店頭FX取引と取引所FX(くりっく365)で大きな違いがある
  • FX会社のスワップポイント一覧 (店頭FX取引)
  • 取引所FX(くりっく365)のスワップポイント額 (参考)
  • 店頭FX取引と取引所FX(くりっく365)のどちらも取引できるFX会社

スワップポイントとは (おさらい)

FX取引は、米ドルと円(USD/JPY)、ユーロと円(EUR/JPY)といったように、必ず2国間で通貨取引を行います。通貨には金利というものが存在しており、金利は各国によって異なります(各国中央銀行の政策金利)。そのため金利差の調整という概念が生じてきます。スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間で発生している金利差を埋めるために、毎日受け取れる(または支払う)お金のことです。

スワップポイント

高金利通貨の代表としては、オーストラリアドル(豪ドル)、ニュージーランドドル(キウイ)、南アフリカランド、トルコリラがあります。スワップポイントを狙うのであれば、これら高金利通貨と円やスイスフランといった超低金利通貨とのペアを選択することでより高額なスワップポイントを受け取ることができます(キャリートレード)。具体的には豪円、キウイ円等のロング(買いポジション)を選択することで「高金利通貨-低金利通貨」の金利差を狙うことが出来ます。

※政策金利はその国の経済状況や世界経済の動向に左右されるため、必ずしも今挙げた国の通貨が今後も高金利に推移し続けるとは限らないので注意が必要です。

店頭FX取引と取引所FX(くりっく365)で大きな違いがある

FX会社には大きく分けて店頭FX取引取引所FX(くりっく365)の2つがあります。

店頭FX取引 短期トレード向き。1回の取引コストが安いため、1日に何度も取引を行うデイトレードやスキャルピングトレードなどをする予定であれば店頭FX取引業者が断然有利。一般に、受け取りスワップ<支払いスワップ。
取引所FX
(くりっく365)
長期トレード向き。受け取れるスワップポイント額が店頭FX取引業者よりも多いため、何年も保有して外貨預金感覚で金利差を狙うのであれば取引所FX(くりっく365)が断然有利。受け取りスワップ=支払いスワップなので公平性も高い。

FX会社のスワップポイント一覧 (店頭FX取引)

店頭FX取引業者が独自に設定しているスワップポイント額について比較します。

ドル円
(買)
ドル円
(売)
豪円
(買)
豪円
(売)
キウイ円
(買)
キウイ円
(売)
南ア円
(買)
南ア円
(売)
リラ円
(買)
リラ円
(売)
口座開設URL
GMOクリック証券 63 -66 37 -38 35 -38 11 -11 83 -83
DMM 55 -55 35 -35 30 -30 9 -9
ヒロセ通商 10 -110 50 -105 47 -102 15 -65 104 -189
マネパ 17 -75 35 -63 35 -73 12 -38 83 -106
外為ジャパン 55 -55 35 -35 30 -30 9 -9
JFX 10 -110 50 -105 47 -102 15 -65
OANDA 42 -76 15 -50 15 -71 11 -18 78 -103

※1万通貨単位当たりのスワッポイント額になります。
※GMOクリック証券は、FXネオ(店頭FX)におけるスワッポイント額になります。
※マネーパートナーズは、パートナーズFXにおけるスワップポイント額になります。
※FX会社や通貨ペア名については、表スペースの都合上、一部略称を使わせて頂いております。
※記載に誤りがある場合もあるので、詳細は各FX会社で確認するようにしてください。
(2018/08/01更新)

スワップポイントを受け取る目的でロング(買いポジション)を持つ場合、(買)のスワップポイント額が実際に受け取ることができる金額になります。逆に(売)は、ショート(売りポジション)を持った場合に毎日支払うスワップポイント額になります。

スワップポイント3倍デー

ひとつ念頭に入れておいて欲しいことですが、FX会社によっては土日分のスワップポイントを別の曜日に振り替えて「スワップポイント3倍デー」を設けている場合があります。どの曜日がスワップポイント3倍デーに該当するかについては、各FX会社のスワップポイント一覧表をご参照ください。

FX会社によっては、(買)スワップと(売)スワップに大きな乖離があるFX会社もあるので、スイングトレーダーには影響が出てくると思います(ショートポジションを数日~数ヶ月保有した場合に不利)。デイトレードやスキャルピングトレードが主体のトレーダーの場合、スワップポイントを考慮しても意味がないため、スプレッド幅や約定率などを重要視した方が良いです。

取引所FX(くりっく365)のスワップポイント額 (参考)

ドル円
(買)
ドル円
(売)
豪円
(買)
豪円
(売)
キウイ円
(買)
キウイ円
(売)
南ア円
(買)
南ア円
(売)
リラ円
(買)
リラ円
(売)
くりっく365 68 -68 46 -46 46 -46 15.3 -15.3 104 -104

※1万通貨単位当たりのスワッポイント額になります。
※ドル円と豪ドルは、受け取りスワップ額の大きいくりっく365ラージ銘柄を参照しています。(表記USL/JPY,AUL/JPY)
※ラージ銘柄とは、最低取引単位を10万通貨に引き上げる代わりに、スプレッド、スワップ額が優遇される銘柄のことです。
※ラージ銘柄には、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪円、ユーロドルの5銘柄があります。
(2018/08/01更新)

取引所FX(くりっく365)の取扱FX会社の場合、スワップポイントは一律です。どのFX会社で口座開設しても、スワップポイント額は取引所が提示する値を参照するので同額になります。また、取引所FX(くりっく365)には以下のような利点があります。

  • 受け取れるスワップポイント額が優遇されている。
  • 受け取りスワップ=支払いスワップ。

一般に取引所FX(くりっく365)の方が受け取りスワップ額が優遇されているとされますが、実際の所そこまで店頭FX取引と差があるようにも感じません。スワップポイント額も自由に設定できる店頭FX取引では、売りスワップを犠牲にして買いスワップを取引所FX(くりっく365)並に引き上げている業者もあるので、両者の絶対的格差は縮小しているように思います。

店頭FX取引と取引所FX(くりっく365)のどちらも取引できるFX会社

GMOクリック証券

GMOクリック証券では、店頭FX取引口座と取引所FX(くりっく365)口座が同時開設されます。スプレッド幅も業界トップクラスに狭いので、店頭FX取引口座でスキャルピングなどの短期トレードを行い、くりっく365口座で高スワップを受け取りながら長期トレードを行う、という2つの運用ができます。

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