店頭FX会社のスワップポイント比較表を作ろうと思いましたが、基本的にスワップ狙いなら取引所FX(くりっく365)の方が有利ですし、また情報量も膨大になってしまうので「◎○△▲」の四段階評価で表したいと思います。
ドル円 | スワップ | 南アランド (ZAR) |
トルコリラ (TRY) |
メキソコペソ (MXN) |
口座開設 | |
---|---|---|---|---|---|---|
マネーパートナーズ | 0.0 | ▲ | 有 | 有 | 有 | |
ヒロセ通商 | 0.2 | ○ | 有 | 有 | 有 | |
JFX | 0.2 | ○ | 有 | 有 | 有 | |
GMOクリック証券 | 0.2 | ◎ | 有 | 有 | 有 | |
松井証券 | 0.2 | ○ | 有 | 有 | 有 | |
DMM.com証券 | 0.2 | ◎ | 有 | 有 | ||
IG証券 | 0.2 | ○ | 有 | 有 | 有 | |
外為どっとコム | 0.2 | ○ | 有 | 有 | 有 | |
OANDA証券 | 0.3 | △ | 有 | 有 | 有 |
スワップ評価内訳 | |
---|---|
◎ | 店頭FXとして優秀な部類 |
○ | 高金利通貨優遇型(それ以外は低い) |
△ | 全体的にやや低い(と感じる) |
▲ | 低い(と感じる) |
FX会社には大きく分けて店頭FX取引と取引所FX(くりっく365)の2つがあります。
店頭FX取引 | 短期トレード向き。1回の取引コストが安いため、1日に何度も取引を行うデイトレードやスキャルピングトレードなどをする予定であれば店頭FX取引業者が断然有利。一般に、受け取りスワップ<支払いスワップ。 |
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取引所FX (くりっく365) |
長期トレード向き。受け取れるスワップポイント額が店頭FX取引業者よりも多いため、何年も保有して外貨預金感覚で金利差を狙うのであれば取引所FX(くりっく365)が断然有利。受け取りスワップ=支払いスワップなので公平性も高い。 |
単純にスワップポイントだけを狙うのなら、取引所FX(くりっく365)の方が有利です。
「スプレッドが狭い店頭FXでデイトレード・スキャルピングを行いつつ、くりっく365でスイングトレードの機会を待つ」という戦略を取りたい人向けに、店頭FX、くりっく365の両方が取引できるFX会社があります。
店頭FX会社のスワップポイントについての豆知識。
店頭FX会社の中には、土日分のスワップポイントを別の曜日に振り替えて「スワップポイント3倍デー」を設けている場合があります。どの曜日がスワップポイント3倍デーに該当するかについては、各FX会社のスワップポイント一覧表をご参照ください。
一般に取引所FX(くりっく365)の方が受け取りスワップ額が優遇されますが、GMOクリック証券など一部の店頭FX会社でも、くりっく365に準ずる高スワップを提示しているFX会社もあります。またスワップポイント額も自由に設定できる店頭FX取引では、売りスワップを犠牲にして高金利通貨の買いスワップを取引所FX(くりっく365)並に引き上げている業者もあります。(ヒロセ通商など)
FX取引は、米ドルと円、ユーロと円といったように必ず2国間で通貨取引を行います。通貨には金利というものが存在しており、金利は各国によって異なります(各国中央銀行の政策金利)。そのため金利差の調整という概念が生じてきます。スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間で発生している金利差を埋めるために、毎日受け取れる(または支払う)お金のことです。
高金利通貨の代表としては、オーストラリアドル(豪ドル)(※以前までは)、ニュージーランドドル(キウイ)、南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソなどがあります。スワップポイントを狙うのであれば、これら高金利通貨と円やスイスフランといった超低金利通貨とのペアを選択することで、より高額なスワップポイントを受け取ることができます(キャリートレード)。
具体的には豪円、キウイ円等のロング(買いポジション)を選択することで「高金利通貨-低金利通貨」の金利差を狙うことが出来ます。
※政策金利はその国の経済状況や世界経済の動向に左右されるため、必ずしも今挙げた国の通貨が今後も高金利に推移し続けるとは限らないので注意が必要です。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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月利 | 1~3%(破産確率を考慮・ムラあり) |