FXにおけるポジポジ病とは、まるでギャンブル依存症になったかのようにただ何となくエントリーを繰り返して毎日何十回もの取引を重ねる行為を指します。毎日何十回も取引を重ねる手法にスキャルピングトレードがありますが、明確なエントリー理由があって新規ポジションを取るスキャルピングトレードに比べ、ポジポジ病には明確なエントリー理由がありません。
「さっき負けたばかりなのに、またすぐにエントリーしてしまう」
「ただFXがしたい!」
「ポジションを持っていないと落ち着かない!」
「値動きが気になって仕方がない!」
FXでポジポジ病になってしまう原因にはいくつかあります。
FXを趣味感覚や勝敗関係なく暇つぶし程度に楽しんでいるのであれば、ポジポジ病であっても別に問題がないのではと思います。ただ、心の不安定やメンタル的な理由でポジポジ病になってしまっている場合、苦しみや後悔が残りそうですね。
よく「損切りできない」と悩む方が居ますが、損切りできない病は取引経験を重ねれば自然と矯正されます。ポジポジ病も同じで、長い取引経験を重ねるうちに自然と矯正されていきます。私はFXを16年以上やっていますが、私自身もかつてポジポジ病に悩まされたことがあります。もう遥か昔の話ですが。
FXを趣味感覚ではなく真剣に勝とうとしているのであれば、明確なエントリー理由がない場合にはエントリーを見送るという鉄則を守れるようになります。ポジポジ病はいわば依存性のある衝動です。ポジポジ病を発症しているうちは真剣さが足りないと言われても仕方がありません。
ポジポジ病は、為替相場を真剣に取り組んでいれば自然と治ります。
気持ちが前のめりになっていると、今でも落ち着かなくなることがたまにありますが。(笑)
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |