「FXがクソゲー」と言っているのは、為替チャートがデタラメに動いているということではありません。
FXチャートにおける規則性については、為替チャートはランダムウォークではない(意図的な値動き)で紹介しています。事前に読んでおくと、余計な誤解が減って理解が深まるかと思います。
私はFXチャートの値動きを絶対的なものだとは思っていないので、予想に対する自分の自信が「過信」に繋がらないよう、FXを心のどこかで「所詮クソゲー」と冷めた目で見ることがあります。
私はアルゴリズム売買の波に乗った100%に近い手法を知っていますが、それを使ってポジションを持っているときでも「10%は外れる」と思いながら取引しています。
自分の予想に絶対的な自信があっても、例えそれが聖杯パターンであったとしても「相場に100%はない」と心のどこかで思っているので、常に損切りする心の受け入れ準備をしてます。「100%当てられる自信があっても10%は外れるものだ」と思うことで、そこに心の余裕が生まれます。
逆に、100%の自信は過信に繋がります。ムキになって知らず知らずの内にポジションやレバレッジが大きくなる危険性があり、これで退場に追い込まれるケースもあります。
「所詮はクソゲー」と心のどこかで思うことで、相場を冷静な目で客観的に見る余裕が生まれます。「ああ、自分は100%だと思っていたのに、外れることもあるんだ」と時に相場に教えられることもあります。またそこに新しい「気づき」を発見できるかもしれません。これは心が冷静になっているときにしか気が付くことができません。
「所詮はクソゲー」と思う、ある種の開き直りは、結構大事なことだと思います。頭に血が上って「何でそうなるんだよ間違ってるだろ!」と冷静な判断が出来なくなる状態こそ危険です。
手応えのある勝ちや不条理な負けを繰り返しながら、最終的には「勝っている」状態を目指せれば良しです。
「何でこうならないの!」「絶対に間違ってる!」は相場の世界では禁句です。
我を押し通すことは、致命傷につながります。
為替相場では、「おいおい何じゃそりゃ(笑)」と思えるようなとんでもない値動きをすることが時にあります。
(黒田バズーカとか、スイスフランの大暴騰とか)
全く予想の範疇外のこともしばしば起こるのが為替の世界です。(想像の片隅にすらない動き)
この「予想の範疇外」の部分もクソゲー的要素として納得しておけば、為替相場にとんでもない値動き・乱高下が起きても心の余裕を持って静観できるようになります。(私はもう慣れました)
むしろそういったFXのクソゲー的部分を楽しめる余裕すら生まれるようになります。
(ハーァ とんでもねー値動きだぜ!)
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |