最終更新日 2023/12/01
投資に負けている人の行動心理(FXの場合)
項目を挙げていて気が付いたのですが、「損失に関してやってはいけない項目」の方がはるかに多いですね。やはり、まずは守りの技術を磨くことの方が重要だというのが分かります。
目次
- FXで負けている人の取りやすい行動
- 客観的に気が付けるかどうか
FXで負けている人の取りやすい行動
私は為替取引に関しては16年を超える経験があるので、酸いも甘いも、いろいろな心理状態を経験してきています。
ハイレバで400pipsを超える大勝ち、200pipsを超える大負け、どちらも経験しています。
大規模メンテガラに巻き込まれ、サブ口座が追証になったこともあります。(昔話題になったメンテガラ事件です)
安定して勝てるようになるまでには6年を要しました。その中で何度も何度も挫折を経験し、また辛い思いをしています。
そんな私の実践経験も踏まえて、FXで負けている人の取りやすい行動や特徴を紹介していきたいと思います。
損失に関して
- 損切りラインに近づいてきたので、一度決めた損切りラインをずらす。
- そもそもロスカットされるまで損切りしない。
- ナンピンを重ね身動きが取れず、もはや「祈る」しかない状況になる。
- 気の緩みから、自分の決めたルールをやぶる。
- 負け過ぎて冷静さを失い、「これが最後の勝負」と言って大博打に出る。
- 予想が当たり過ぎて調子に乗り、普段触らない通貨ペアに手を出して火傷(やけど)する。
- 相場が楽しすぎてポジポジ病になってしまい、細かな損失を重ねる。
- 自分の予想に自信があり過ぎて、外しても「相場が間違っている」と認めない。
- 値動きが逆行してしまったら、チャートを閉じてフテ寝する。(現実逃避)
- 連敗が続いたので、ハイレバスキャルに切替え損失をカバーし、危機を回避した気になる。
- スキャルのつもりが捕まってしまったので、そのポジションをスイングに切り替える。
利益確定に関して
- 明らかにもっと利益が狙えるのに、目の前の利益で満足してしまう。
- 何も信じられなくなり、わずか数pipsで利益確定をしてしまう。
- 損切りをしないスタイルで高い勝率を誇り、それが最善だと勘違いしている。(コツコツドカン)
項目を挙げていて気が付いたのですが、「損失に関してやってはいけない項目」の方がはるかに多いですね。
やはり、まずは守りの技術を磨くことの方が重要だというのが分かります。
客観的に気が付けるかどうか
後になって冷静に考えれば、「どうしてあんなポジションの取り方をしたんだろう?」と気が付いて反省できるかどうかが結構重要です。
自分自身が気づいている問題であれば、改善していけるからです。
心が乱れる問題は、相場経験を積んで矯正させていくことが可能です。人間誰しも心を乱すことがあるので、場数を踏んでいけばいいだけです。
逆に、「なぜ冷静さを失ってしまったのか分からない」という人の方が、事態は深刻です。
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