FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
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ファンダメンタル分析とテクニカル分析 (FX)

ファンダメンタル分析には様々な要因が複雑に絡んでくるので、確信的に相場の未来を当てることは非常に難しく不確定要素が大きい分野であると個人的には思っています。
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目次
  • ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い
  • FXにおけるファンダメンタル分析とは
  • FXにおけるテクニカル分析とは
  • どちらに優位性があるのか

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い

FX(為替取引)や株式取引などの投資分野では、ファンダメンタル分析とテクニカル分析という2つの言葉がよく登場します。シンプルに説明するならば、ファンダメンタル分析は景気動向や経済指標データなどから総合的に相場の未来を予測する分析手法で、テクニカル分析は主に過去のチャート形状を参考に相場の未来を予測する分析手法です。

  • ファンダメンタル分析・・・ 経済データ命!
  • テクニカル分析・・・ チャート命!

FXにおけるファンダメンタル分析とは

FXにおけるファンダメンタル分析では、為替動向に影響を及ぼす金融政策や政策金利、経済指標などから総合的に為替レートの未来を分析します。総合判断によるものなので各投資家ごとに一貫した基準はなく、またファンダメンタル分析を考える上では、ある程度長い時間スパンで為替変化を追っていく必要があります。

長期投資向けの分析手法ということです。

金融政策

その国の通貨に一番影響を与えるのが、各国中央銀行が決定する金融政策です。物価指数やインフレ率、雇用状況などから、その国の現状にとって最善の金融政策を検討します。具体的に金融政策としては、通貨の流通量を増やす量的緩和策、通貨価値を高めてインフレ抑制を行う利上げ(政策金利)などがあります。

各国の金融政策については、要人発言から伺い知ることができます。(FRB議長会見、日銀総裁会見、ECB総裁会見など)

会議

政策金利

金融政策の一環。FXでは、ドル円(USD/JPY)レートなどのように必ず2国間の通貨取引レートが表示されます。一般に低金利通貨よりも高金利通貨の方に投資資金が集まりやすいため、例えば米ドル金利を利上げする場合、米ドル高円安になると考えるのが一般的です。ただし、政策金利を導入する経緯や通貨レートの状態によっては、必ずしも米ドル高円安とはなりません。

経済指標

景気動向や経済状況などを計る指標として経済指標があります。経済指標の発表スケジュールは決まっているため、各FX会社などで無償提供している経済指標カレンダーを通して発表時間を知ることができます。

FX 米雇用統計・失業率

その他の要因も複雑に絡む (株式相場・商品相場・先物相場・債券相場など)

ファンダメンタル分析が土俵としている分野は世界経済全体に及ぶものであるため、為替相場のみならず株式相場、商品相場、先物相場、債券相場など様々な相場が複雑に絡んで成立しています。基本的に経済状況や金融政策が及ぶにはそれ相応の時間を要するため、短期的な変化でファンダメンタル分析を語っても意味がありません。

FXにおけるテクニカル分析とは

FXにおけるテクニカル分析では、チャート分析を主体として為替レートの未来を分析します。チャート分析の手法には様々ありますが、一般に知られているものでは移動平均線や一目均衡表などの各種テクニカル指標を用いた手法、チャート形状から判断する手法などがあります。(私はチャート形状から判断するタイプ)

トレンドライン 水平ライン

チャート形状分析の一例 (トレンドライン・水平ライン)

どちらに優位性があるのか

ファンダメンタル分析とテクニカル分析のどちらが優れているのかは、よく議論になることです。

私個人の意見としては、少なくともデイトレードやスキャルピングトレードなど時間軸の短い短期トレードにおいては、テクニカル分析だけで長期的に安定して利益を上げ続けることができます。(ソースは私なので信じる人のみ参考に)

FXの短期トレードを行う上ではファンダメンタル分析をしてもあまり意味はなく、私自身もデイトレーダーなのでテクニカル分析だけで立ち回っています。

長期的なファンダメンタル分析については未知数な部分が多いので何とも言えませんが、例えばドル円相場では、変動為替レートを導入してから40年以上、ドル安円高トレンドを続けており、日本とアメリカとの貿易収支関係や債権関係などに変化が起こらない限りはファンダメンタル要因としては今後も米ドル安円高傾向が続くと予想されます。

ただ先述のように、ファンダメンタル分析には様々な要因が複雑に絡んでくるので、確信的に相場の未来を当てることは非常に難しく不確定要素が大きい分野であると個人的には思っています。

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