FXにはいくつかの投資スタイルがあります。大まかには短期トレードと中長期トレードに分けることができます。どのくらいの時間間隔が短期トレードに属し、どのくらいの時間間隔が長期トレードに属するのかについてははっきりとした決まりがないので、人によって意見が分かれるところだと思います。
私の場合は、3ヶ月以内の取引を短期トレード、それ以上の長いスパンにおけるトレードを中長期トレードと考えています。私はその日にポジションを閉じるデイトレードなので、投資スタイルとしては短期トレードになります。
これはマネーパートナーズのトレードレポートですが、私の取引は短期トレードと診断されています。マネーパートナーズはこういった診断ツールや取引ツールが非常に優れているので、取引環境を重視される方にはオススメです。また、パートナーズnanoはスプレッドも業界トップクラス水準かつ、経済指標でもほとんどスプレッドが拡大しないので、有利な条件で取引することができます。
短期トレードとは、おおよそ3ヶ月以内の取引スパンにおけるトレードになります。3ヶ月という期間は、為替相場における時間間隔の一区切りとして意識されやすいと思われます。(FXを15年続けている私の経験則)
「直近トレンドを予想して当てる」という意味合いが強いのが短期トレードです。
為替トレーダーの多くは短期トレードだと思います。とある話では、為替ディーラーはその日の朝まで「今日はどんなトレードをする」といったことを決めておらず、リアルタイムな値動きの中で判断していると耳にしたことがあります。これは為替ディーラーの全体を指す言葉ではないとは思いますが、一般の為替トレーダーにも、こういった直近の値動きに合わせた短期トレードを行うトレーダーが多いのではないでしょうか。
短期トレードは積極的にエントリーして利益確定するため、上手いトレーダーであれば高い利益率を見込めます。また、FXの魅力のひとつであるレバレッジを有効活用できるのも短期トレードになります。(複利でモリモリ資産を増やすスキャルピングなど)
言うなれば、こういった上下運動の「売り」「買い」をそつなくこなせる短期トレーダーの収益性は非常に高い。
ただしこれは極端な理想論なので、実際にこの動きを事前に完璧に予想して取り切ることは難しい。(というか多分無理)
トレンドの一区切りになりやすい3ヶ月よりも長いスパンにおける中長期トレードは、どちらかというと金利差を狙ったスワップポイント投資や、底値付近で拾ってじっと長期トレンド転換を待つのを目的としたトレードになるかと思います。
中長期トレードの良い点は、放ったらかしにできる点にあります。ある程度放置する前提でポジションを取るため、おそらく値動きはあまり気にならないと思います。どっしりと構えてトレードができるのが中長期トレードの大きな利点です。
ちなみに私の株式投資における投資スタイルが、この中長期トレードになります(正確にいえば超長期トレード)。かなり安値の地合いで拾うことを前提としているので、5~10年に一回しかポジションを持ちませんが、そのくらいの長期スパンで相場を見ているため、普段はほとんど値動きを気にする必要がありません。
短期トレードは高い収益率が見込める反面、常に値動きを監視していなければならない時間的な手間が発生します。また、数日単位で保有したポジションは、値動きが気になって仕方なくなってしまう恐れもあります。サラリーマンの場合、仕事に集中しなければならない昼間でも値動きが気になってしまい、仕事が手に付かなくなる恐れがあります。
この辺りをしっかりと守ってポジションを持てば、長期トレードでそうそう負けることはないと思います。
短期トレード |
|
---|---|
中長期トレード |
|
私の場合、FXは短期トレード、株は超長期トレードで取引しています。
短期トレードなのか中長期トレードなのかという分別のほかにも、スキャルピングトレード、デイトレード、スイングトレードといった分類の仕方もありますね。これら3つのトレードスタイルについては別ページで紹介しています。
FX歴 | 15年(2008年~) |
---|---|
年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |