サーバ安定度とは、一時的に取引が集中したり、相場の乱高下によって値が急激に動いたときに、どれだけ取引システムを遅延させることなく末端ユーザに安定したレートを配信し続けられるか、という能力です。
レート配信に関しては、FX会社に為替レートを提示しているカバー先金融機関が多ければ多いほど有利です。DMM.com証券のカバー先には以下の銀行や金融機関等があります。
OCBC Securities Private Limited、 FINALTO FINANCIAL SERVICES LIMITED、 Forex Capital Markets Limited、 KGI Securities(Singapore)Pte. Ltd.、 Morgan Stanly & Co. International plc、 Goldman Sachs International、 State Street Bank and Trust Company、 XTX Markets Limited、 BNP Paribas SA、 ノムラ・インターナショナル・ PLC、 Credit SuisseAG、 Standard Chartered Bank、 Commerz Bank AG、 NatWest Markets PLC |
私がDMM.com証券を使い始めたのが2014年頃になるので、おおよそ10年ほどの使用経験になります。使用歴としてはそこまで長くはないので、気が付いたことはその都度書き足していきたいと思います。
DMM.com証券を使い始めるまでは、あまりサーバが強くないような先行イメージがありましたが、意外とサーバは安定している印象を受けました。経済指標発表時におけるスプレッド拡大幅は国内FX業者間でも狭い部類に入ると思います。アメリカの雇用統計(非農業部門雇用者数)、ECB政策金利発表など超重要指標時でもスプレッドの拡大は限定的です。乱高下相場でもポジション注文が普通に通るので、取引に支障が起こるケースはほとんどありません。
DMM.com証券はFX会社の評判に対して結構ケアをしているようで、極狭スプレッドの提供や経済指標発表時でも極力スプレッドが拡大しないような顧客配慮が見られます。取引システムやサーバインフラに関しても、お金を掛けるべき所にはきちんとお金を掛けているんじゃなかろうか。こういった評価は口コミやインターネットで広まるのが非常に速いので、気を抜かずしっかり対処しているのだと思います。
DMM.com証券のサーバ落ちに関しては、今のところリアルタイムでは経験したことがありません。安定したレート配信を行ってくれているので、最近はDMM.com証券で取引する機会も増えましたが、毎日常にDMM.com証券の為替レートを見ている訳ではありません。
ただ、サーバ落ちはどこのFX会社でも当然起こり得ることなので、DMM.com証券が過去1度もサーバ落ちしていないという訳ではないと思います。
「取引中に配信レートがグレーアウトした」「今サーバ落ちしてなかったか?」なんて言葉も聞くので、私が偶然見ていない時にレート配信の停止やフリーズが起こり、運悪くそれに巻き込まれた人も居ると思われます。
経過観察中なので、何かあったらまた報告したいと思います。現状は問題なく利用できています。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |