DMM.com証券は取引コストが安くデイトレード向きであるため、デイトレード・スキャルピングでよく使っています。私が普段監視している通貨ペアは6通貨ペアほどありますが、DMM.com証券の取引画面にはドル円とユーロドルしか表示していません。チャートや通貨相関に関しては他の取引システムをメインで見ているため、DMM.com証券では実際に私がエントリーするドル円とユーロドルのチャートとレートパネルだけ表示させています。
私がFX取引を行う上で重視している点をはじめに紹介します。
FXの注文方法には大きく分けて即時注文(ストリーミング注文)と予約注文の2種類がありますが、私の場合、エントリーのタイミングをシビアに決められる即時注文で新規ポジションを取っています。
即時注文は、リアルタイムな相場状況に合わせて、自分の思ったタイミングでポジションを取れるのでかなり重宝しています。指値注文などの予約注文を入れている場合、サプライズニュースや国債格下げ報道、一部通信社による噂、レートチェックといった予期できない相場乱高下に巻き込まれてしまう危険性があります。予約注文にはそういった無防備な部分があるので私はあまり使用していません。予約注文の取り消し忘れによる誤エントリーの可能性も増えます。
マウスクリックのタイミングでエントリー。
スリッページとは、自分の意図した価格に対してどのくらいまでの価格乖離を許容するかという滑り範囲を設定するものです。DMM.com証券ではデフォルト値がスリッページ「1.0pips」に設定されているため、自分がポジションを取りたかった価格に対して±1.0pipsのズレまでを許容する設定になります。
私の場合、スリッページは「0.3pips」に設定しています。スリッページをいじるかいじらないかは各FX会社の取引ツールを使ってみて判断していますが、個人的にDMM.com証券は約定力が普通~やや高いレベルの印象であるため、スリッページはきちんと設定しています。私はデイトレード、スキャルピングトレードが中心なので、1.0pipsのズレは結構気にしています。(+に振れても-に振れても)
「滑りを絶対に許容しない」のであれば「滑りなし(OFF)」を選択することもできますが、約定が蹴られるケースが増えるので注意が必要です。「0.3pips」が最良であるかはまだ検証が不十分なため、今後変える可能性もあります。
DMM.com証券にも、エントリーの即時注文ボタンをクリックしたと同時に利益確定と損失確定の決済予約注文も自動で入る決済同時発注という機能が用意されています。
「注文共通設定」から、利益確定幅と損失確定幅を設定できます。利食いを35pips、損切りを18pipsに設定しています。
チャートには利益確定ラインや損失確定ラインが表示されます。(画面は損失確定ライン)
ちなみに、決済予約注文はマウスでドラッグして変更することも可能です。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |