私もそうですが、おそらくFXを専業としている人間は、専業になることを人には勧めません。
むしろ「やめておいた方がいい」と忠告する人がほとんどだと思います。それだけ過酷で厳しい現実を見ることになるからです。
「働きたくない」「仕事が嫌だから」も理由のひとつにはなり得ますが、ただ単にそれだけのモチベーションだけでは途中で潰されると思います。
嫌な思いして得る安定収入か、ボコボコにされながらも何とか掴み取る不安定収入か、どちらを選ぶかはその人の歩んできた生き方次第だと思います。
世間体とか、結婚とか、場合によっては交友関係すら捨てる覚悟が無ければ、大多数の人間が歩む「普通の人生」を選択していた方が幸せかもしれません。
FX専業とは、頭のネジがどこか欠けているような人間が選択する世界です。
狂気を称賛しているのではなく、社会的な視点でいえば本当に社会不適合な人間が選択する道だと思います。
ただ、1つ言えることは、専業になってがむしゃらに相場と向き合わなければ、勝ちへの糸口を見つけ出すことはできないと思います。「糸口」というのは、何となくぼんやりした勝利ではなく、明確な根拠に裏打ちされたトレードのことです。
一度、人生を投げ捨てる覚悟で毎日相場で四苦八苦し、それを数年間続けて、やっと初めて見えてくるものがあります。
この領域は、安定収入に守られて毎日をこなすサラリーマンでは到達することが非常に困難だと思います。「いざとなれば、相場と向き合う困難を投げ出して安定収入を得ることに専念すれば良い」という逃げ道がある以上、サラリーマンではそこまで危機感を持って自分を追い込むことはできません。
いくつか挙げてみました。
結構ハードルが高いと思います。私はもう頭がおかしくなってしまった側の人間なので、普通の生活に戻ることは難しいと思います。
人には絶対勧めませんが、私自身は、為替相場に出会えて良かったと思っています。
結果、色々捨てることになりましたが、それ以上に得るものも大きかったです。
何より、会社に飼い殺されるリスクから解放されたことが大きいです。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |