専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

専業トレーダーをする上で、一番大切なこと

専業トレーダーをする上で一番大切なことは、口座資金を守ることです。
  • 一番大切なこと
  • ルールガチガチの、つまらない取引
  • 目標は低くてもいい、負けないこと、最悪でも引き分けに持ち込むことが大切

一番大切なこと

専業トレーダーをする上で一番大切なことは、口座資金を守ることです。

理由はシンプルで、これを失うと取引そのものができなくなってしまうからです。口座資金はいわば自分の命、生命線です。

これは「損を出さない、損切りをしない」ということではありませんので、お間違えのないように。

攻めよりも守り

私自身は性格上、守備よりも攻撃を好む傾向がありますが、為替取引に限っては堅守をかなり重視しています。

というよりも、私が為替相場(FX)の経験を積む中で、否応にもそうせざるを得なくなったといえます。

期待値をプラスに振ることのできる人間が、長期的な勝ちを得るためには、1回のリスクを小さくして取引回数を増やすことが重要になってきます。

(リスクの平均化)

鉄壁の守備

ルールガチガチの、つまらない取引

どんな状況下でも乗り切り「口座資金を守る」という固い制約があるゆえに、実際の私の取引はかなり制限されたものになっています。

遊びでポジションを取れない

私は原則、チャートのサインが出るまではポジションを持ちません。

頭では次の値動きを想定してますが、その「次の値動き」が2択であったり、2択を乗り越えることで大きな利益を上げられそうな場合でも、勝負には出ません。

サインありき」にこだわっているので、予想ではポジションを取りません。サインが出ると、次の値動きがおおよそ確定するので、その見えている範囲内で地道に勝ちを積み上げているだけです。

ギャンブル性がないから、予想が当たった時の爽快感や面白みもありません。その点は純粋に損しているんだろうなと思います。

低レバレッジを厳守

私の普段のレバレッジは3~8倍くらいです。

今まで外したことがない、どんなに鉄板といえるようなチャートの形が出現したとしても、せいぜい最大で8倍くらいまでです。ちなみに専業ではなかった頃は、レバレッジ50倍とかで取引していたこともあります。(※レバレッジ規制がまだなかった頃)

  • ハイレバでポジった瞬間、業者サーバが落ちて約定注文が通らなくなったらどうしよう。
  • そんなときに相場が急変動したらどうしよう。

などと、確率的には低いけども有り得る事故を常に考えているので、どうしても「攻めること」に躊躇してしまうんですよね。

パニック相場を何度も経験

11年のFX歴の中で、取引中に業者サーバが落ちたことは当たり前のように何度も経験しています。

国内多くのFX会社が取引不能に陥った「メンテガラ」と呼ばれる事件や、日銀の単独介入、主要各国の協調介入、黒田バズーカ、スイスフランの大暴騰もリアルタイムで遭遇しています。

大暴落

そういう怖い体験や相場経験値が増えていくにつれ、攻め重視の取引からは徐々に遠ざかっていきました。

その他、取引には細かい制限・ルールを設けています。

目標は低くてもいい、負けないこと、最悪でも引き分けに持ち込むことが大切

私の月利目標は「3%」です。

これが高いのか低いのかは分かりませんが、リスクを取れば(ギャンブル性、破産確率を上げれば)、この数値はもっと高くすることができます。

ただしそれは同時に、FXで退場してしまうリスクを高めてしまいます。

ある程度負けが続いたとしても、必死でやれば最大ドローダウン20%くらいまでは取り返せますが、それ以上失うと取り返すのに大きな時間的ロス(半年とかそれ以上)が掛かってしまします。実際、口座資金が7割~半分になればかなり取り戻すのは難しいです。

戦争の世界でも、兵力の3割を失えば全滅に等しいというように、為替相場の世界でも種銭・口座資金がモノをいいます。「3割失ったらアウト」、そう考えるとレバレッジにはかなり気を配らなければならないことが分かります。

3割減でアウト

極力ドローダウンを抑えたい性分なので、レバレッジを下げて、取引回数に関するリスクを平均化することを心掛けています。

目標が低ければ、勝負する場所を厳選することができる

月利目標が高かったり、「毎日勝つ」などといった目標設定があった場合、自然と取引頻度が増えてしまいます。野球で言うなら、ボール球にも手を出してしまう可能性が増えるということです。

月利目標を低く設定することが、結果として判断ミスを少なくし、余計な負けを減らしてくれることにも繋がります。

良く分からない相場は見送る」という選択ができるようになるのです。