早いもので私のFX歴も10年を超えました。私が歩んできたFX経験を振り返り、当時思っていたことと現在思っていることの違いなどを、10年の区切りとして書いてみたいと思います。
FXを始めた頃は、恥ずかしながら私もFXに対して過剰な夢や希望みたいなのを抱いていました。
お恥ずかしながら私もそんな淡い夢を抱いてたこともありました。
実際やってみると、レバレッジコントロール・破産確率の考慮・勝てる局面が来るまでじっと待たなければならない時間的コストなど、FXで急激に資産を倍増させることはかなり難しいという現実が見えてきました。私の場合、大体年利8~15%くらいがいいとこ。(月利はバラつきあって計算できない)
毎月安定して月利20%を超えるプレイヤー(1年以上継続)なんてほとんど居ないんじゃなかろうか?(※できると公言する人間はかなり疑わしい)
資金力は本当に重要だと思う。(特にFXで生活しようと考えるなら)
私はポジションの持ち越しをしたくない性分なので、FXのトレードスタイルはデイトレードに絞っています。
FXの難しさの根幹に「値動きを予想できても、実際にいつそれが起こるかの時間間隔までを正確に予想することは困難」という問題があり、特にデイトレードを主軸としている人間は、この問題を克服することがネックになります。
「いつまで暇つぶしのレンジをやるか」の時間間隔を正確には当てることができないため、1日単位で取引を区切るデイトレードでは、次の値動きに移行するサインをひたすら待つしかありません。これを徹底しなければ、2分の1つまりゼロサムゲームの呪縛から逃れることはできないからです。
10年の中で運良く私はその「サイン」に気が付くことができたため、テクニカル的な売買サインに気が付いてからは、徹底してその手法だけを繰り返しています。「期待値が100%を超える局面」だけを狙い撃ちしている感じです。
オリジナル手法の確立には大体6年くらい掛かりましたが、一旦勝てる手法が確立してからは、基本的にそれしかやっていません。現在でも変わらず通用する手法なので、恐らくFXの根幹的な値動きを掴めているのだと思います。(値動きの本質を補完する考え方、という感じ)
ただ、いくら勝てる手法があっても、その年その年の値幅(ボラティリティ)まではこちらで操ることはできません。
特に2017年度のドル円相場はボラティリティがなくて厳しかったなぁと個人的に思います。モリモリ儲けられる局面が少なかったように思う。日経平均株価との連動性も落ちてきているし、そろそろ転換期なのではと思う。
現在も尚、この超低ボラ状態は継続している。(死にたくなるレベル)
私は現在でも、平日であればほぼ毎日8~10時間くらい為替相場を見ていますが、とにかく「サイン待ち」の時間が長すぎて時間を垂れ流している感がハンパない。
時間的効率を上げることが今後の命題である。「FXやってる最中も他の副業をやる」って手もあるが、為替チャートを「ぼーっ」と眺めてるだけでも結構神経使うんだよね。
取引時間は平均4時間くらいにまで減りました(効率化UP!)。値動き(チャンス)自体が減少してるから当たり前といえば当たり前だが。
FX歴 | 15年(2008年~) |
---|---|
年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |