専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴12年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
 更新日2020/05/09

マネーパートナーズ ~良い点・悪い点・使ってみた感想など (総評)

私がFXを始めた2008年当初から、ずっと使い続けているFX会社です。最近ようやく低スプレッド競争のトップ争いに参入してきた模様。 (パートナーズFX)
  • マネーパートナーズの評判は?
  • 口座は2つ(パートナーズFXと、パートナーズFX nano)
  • 良い点
  • 悪い点 (改善点や要望)
  • 個人的評価(総評)
マネーパートナーズ

マネーパートナーズの評判は?

マネーパートナーズの印象・評判としては、以下のものがあります。

  • 独自の取引ツールが使いやすい。 (HyperSpeed NEXT)
  • 経済指標時でもスプレッドがほとんど開かない。 (FOMC、ECB政策金利、米雇用統計でも同じ)
  • 複数のテクニカル指標を組み合わせた「かんたんトレナビ」や、トレードレポートで客観的に成績分析してくれるなど、サポートがかなり充実している。
  • 取引高に応じて送られるキャンペーン商品に高級感がある。 (不定期開催)

私がFXを始めた2008年当初からずっと使い続けているFX会社ですが、最近は新興他社に押され気味な印象です。近年はかなりFX業者間の顧客獲得競争が激化していおり、マネーパートナーズもその流れに喰らいついていって欲しいです。 (近年はスプレッド改善中)

マネーパートナーズ パートナーズFX

私は現在マネーパートナーズをヘッジ用のサブ口座に利用していますが、その理由は経済指標時でもスプレッドがほとんど開かない点を高く評価しているためです。例えばヒロセ通商のような、経済指標時のスプレッド拡大幅が大きいといった弱点を持つFX会社があった場合、そういった弱点をマネーパートナーズが上手く補完してくれます。

三大重要指標(FOMC、ECB政策金利、米雇用統計)でもスプレッドが拡大しないのには驚きます。アクティブなスキャラーなら喜んで利用したいはず。

また、マネーパートナーズは取引ツールや独自サービスに秀でており、他のFX会社とは一線を画すFX会社だと思います。

口座は2つ(パートナーズFXと、パートナーズFX nano)

マネーパートナーズでは2つの口座サービスがあります。確かどちらの口座も一括で開設されるため、それに伴う手間は感じなかったはずです。

パートナーズFXとパートナーズFX nanoの違い
パートナーズFX パートナーズFX nano
取引単位 1万通貨単位 100通貨単位
発注数量 1回の発注数量が最大300万通貨まで
(※通貨ペアによって異なります)
1回の発注数量が最大100万通貨まで
通貨ペア数 20 18
スプレッド
スワップ
スタイル 短期投資向き 長期投資向き

私の推測ですが、取引口座が分かれている理由は「ユーザの資金規模によってトラフィックやサーバ負荷を分散させたいのでは?」と推測しています。

管理画面で簡単に口座間の資金移動が可能です。口座管理自体はシンプルなので、特に問題ありません。

良い点

良い点

マネーパートナーズの良い点を挙げるならば、以下があります。

  • スプレッドは業界トップクラス
  • 経済指標におけるスプレッド拡大幅が小さい (FOMC、ECB政策金利、米雇用統計でも同じ)
  • トレードレポートで成績分析
  • 「かんたんトレナビ」によるテクニカル分析
  • Webブラウザで動く取引ツールが快適
  • 超格安で外貨両替ができるため、海外旅行者にかなり強い支持を得ている

1. スプレッドは業界トップクラス

ドル円0.3pips、ユーロドル0.3pipsと、国内FX業者トップクラス水準のスプレッド配信能力があります。特に日本人に馴染みのある「クロス円」に力を入れており、「クロス円」をメインで取引するユーザには良心的なスプレッドを提供しています。ユロポン辺りはまだ改善の余地がありそうですが、初心者には馴染みの薄いペアなので影響は小さいかと思います。

ドル円 ユロドル ポンドル オジドル ユロ円 ポン円 豪円 ユロポン
マネパ 0.3 0.3 0.8 0.9 0.4 0.9 0.6 2.0
※ドル円・ユロ円・ポン円・豪円のスプレッド単位は「銭」、ユロドル・ポンドル・オジドル・ユロポンのスプレッド単位は「pips」になります。
※スプレッド幅は原則固定ですが、相場乱高下時などスプレッドが拡大する場合があります。
※FX会社や通貨ペア名については、表スペースの都合上、一部略称を使わせて頂いております。
※記載に誤りがある場合もあるので、詳細は各FX会社で確認するようにしてください。
(2020/05/01更新)

(※パートナーズFXのスプレッドです)

2. 経済指標でもビクともしないスプレッド幅 (FOMC、ECB政策金利、米雇用統計でも同じ)

また、経済指標時にほとんどスプレッドが拡大しない点もかなり優秀です。経済指標時のスプレッドがガバガバになるFX会社もあるので、マネーパートナーズと併用することで弱点を補うことができます。FOMC、ECB政策金利、米雇用統計でもほとんどスプレッドが拡大しないので頼もしいです。経済指標時のスプレッド安定感は、国内トップクラスだと思います。

マネーパートナーズ 米雇用統計でのスプレッド幅

米雇用統計(非農業部門雇用者数)の経済指標発表(21:30)直後におけるスプレッド幅。最大のイベントである米雇用統計でも、拡大幅がたった3.9pipsと安定したスプレッド配信が行われています。ただし、経済指標の発表直後は価格がコンマ秒単位で乱高下している状態なので、おそらく指値は通りにくいと思われます。許容スリッページを狭くしていると、注文が蹴られるケースも増えるのではないだろうか。

参考値として同時刻におけるヒロセ通商のスプレッド幅も紹介。相変わらずのガバガバです(笑)。これはこれで毎度のことなので別に気にしていません。

3. トレードレポートで成績分析

自分の取引方法について、統計データを客観的に分析してくれる機能です。

マネーパートナーズ トレードレポート

自分のタイプが短期トレード(デイトレード)であることが分かります。統計データなので、自分の思い込みが反映されない正確な分析が出て面白いです。

4. 「かんたんトレナビ」によるテクニカル分析

複数のテクニカル指標から「買い、売り」を総合判断してくれる優れもの「かんたんトレナビ」。

マネーパートナーズ かんたんトレナビ

移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、ストキャスティクス、RSIのテクニカル指標における売買判断をリアルタイムにそれぞれ分析し、総合的に「買い、売り」の判断をしてくれます。

5. Webブラウザで動く取引ツールが快適

快適な取引をサポート。

マネーパートナーズ Web取引画面

6. 超格安で外貨両替ができるため、海外旅行者にかなり強い支持を得ている

海外旅行 イメージ

銀行窓口や一般の外貨両替店で外貨両替を行う場合、ボッタクリに近い両替手数料を取られます。マネーパートナーズでは外貨両替サービスを行っており、証券会社ならではの超格安な外貨両替を実施しています。FX取引は行わないけど、海外旅行のための外貨両替用に口座開設するだけでも、かなりお得だと思います。

銀行窓口や外貨両替店 約2,500円
マネーパートナーズ 約170円

※10万円をドルに両替する際の両替手数料 (1ドル120円)

悪い点 (改善点や要望)

悪い点

マネーパートナーズの改善点や要望を挙げるならば、以下があります。

  • ドルストレートのスプレッドをもう少し頑張って欲しい (※かなり改善されました
  • パニック相場では、レートがグレーアウト(ストップ)することがある

1. ドルストレートのスプレッド →かなり改善

ポンドドル・オジドルなどドルストレート方面のスプレッドに改善余地がありましたが、現状はかなり改善されて快適な取引ができています。(パートナーズFXの方)

クロス円を取引するのであれば、経済指標時のスプレッド安定感を含めるとFX会社間でトップクラスに強いです。スプレッドが最高水準に狭いことに加えて、経済指標発表時にもスプレッドがほとんど拡大しない快適さはクセになります。

2. パニック相場では、レートがグレーアウト(ストップ)することがある

数年に1度あるかないかのパニック相場においては、ユーザの注文が飛び交って業者サーバがダウンする恐れがあります(どこの業者も)。それを未然に防ぐ措置なのかもしれませんが、マネーパートナーズではレート表示がグレーアウト(ストップ)することがあります。これは私の個人的な推測に過ぎませんが、サーバが落ちているのではなく「サーバが落ちないようにレート表示を止めている」ような印象を受けます。

ただし、パニック相場自体が何度も発生するような代物ではないので、グレーアウトに遭遇する可能性はかなり低い(数年に1度あるかないかのレベル)です。平時や重要指標発表時でも安定したレート配信が行われています。

私のFX歴は12年ですが、リアルタイムでマネパのグレーアウトに遭遇した経験は過去2回だけです。

個人的評価(総評)

スプレッド ★★★★★
スプ安定度 ★★★
指標時スプ ★★★★★
約定速度 ★★★★
サーバ安定度 ★★★★
取引ツール ★★★★
スワップ ★★★
総合評価 28点
※個人的評価
良
  • スプレッドも業界トップクラスに狭く、経済指標時でもスプレッドがほとんど拡大しないのが超優秀です。
  • ユーザビリティに配慮した取引ツールが魅力的。ダウンロード型の独自ツール「HyperSpeed NEXT」も、テクニカル指標が充実しています。フィボナッチ・アークライン、時系列練行足など、マニアックなテクニカル指標も揃っています。
  • ユーロドルを除くドルストレートのスプレッド改善も進めば、国内トップクラスの仲間入りができると思います。
  • スワップポイントはそこまで高くないので、スワップポイント目的の長期保有には向きません。

取引ツールが充実しており、経済指標時のスプレッド拡大にはめっぽう強いFX会社です。

マネーパートナーズ