ヒロセ通商の取引ツールには「LION FX C2」や「LION FX(.NET版)」があります。「LION FX C2」は最新取引ツール、「LION FX」は昔から踏襲されているクラシックツールといった立ち位置です。
最新取引ツールの「LION FX C2」も触ってみましたが、表示幅や視認性の点であまり使い勝手がよくなかったので、私は従来の「LION FX」を使い続けています。
各通貨ペアの相関関係を比べながら取引したいため、チャートは1920×1080のディスプレイに一斉表示しています。
ドル円(USD/JPY) | 1時間足~4時間足 |
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ユーロドル(EUR/USD) | 1時間足~4時間足 |
ユーロポンド(EUR/GBP) | 日足 |
ポンドドル(GBP/USD) | 日足 |
ユーロ円(EUR/JPY) | 日足 |
ポンド円(GBP/JPY) | 日足 |
相関のイメージ方法ですが、私の場合、ドル円とユーロドルの逆相関をメインにイメージし、ユーロポンドやポンドドル、ユーロ円はおおよそのトレンド方向を掴む羅針盤のように使っています。
日経平均及び日経先物、NYダウ、欧州株式市場などの動向はリアルタイムでは見ていません。
私がFX取引を行う上で重視している点をはじめに紹介します。
エントリータイミングに関してはシビアに決めているので、指値注文ではなく成行注文(ワンクリック注文)を行っています。
指値注文などは前もって予約注文が出来る反面、要人発言、レートチェック、国債格下げ報道などで突然相場が荒れたときに注文の取消が間に合わず、図らずしてポジションを持ってしまうことがあるのが怖いです。
そのため私は指値注文等は行わず、エントリーギリギリまでタイミングを計り、成行注文(ワンクリック注文)によってエントリーしています。その価格帯付近でそのタイミングで確実に注文が通ることを優先しているからです。
ワンクリック注文は、画面のレートパネルをクリックするだけで注文が通ってしまう注文方式。
上画像では、ドル円のBID(売り)およびASK(買い)、ユーロドルのBID(売り)およびASK(買い)の4種類から選択することになります。
ワンクリックしただけで問答無用に注文が入ってしまうので誤クリックしてしまう恐れはありますが、「注文しますか?」という確認画面が出ることによるタイミングのずれがないため、私はワンクリック注文を活用しています。
成行注文による滑りはあまり気にしていません。
エントリーの成行注文ボタンをクリックしたと同時に、利益確定ターゲットと損切りラインも自動で入るような設定をしています。(決済pip差注文)
ワンクリック注文と同時に、利益確定ターゲットと損切りラインも自動で入ります。(上画面の青い点線)
利益確定ターゲットと損切りラインが視覚的に確認でき、また、チャート上でそれぞれのラインをクリックでつまんで上下にずらすこともできます。
相場状況やチャートの形により利益確定ターゲットや損切りラインは変わってくるため、新規注文と同時にとりあえずの決済値幅を自動発注し、後で上下にずらして微調整します。大事なのは利益確定よりも損切り注文が素早く入れられているかです。
ワンクリック注文で決済注文も同時に入れている理由は、ポジション保有中に自宅のインターネット回線が切れたり、相場の急変動によって損切りが遅れるのが嫌だからです。
ワンクリック注文は、「注文&動作設定」の「レートパネルからの注文方法」で設定することができます。
利益確定ラインや損切りラインがチャートに表示されない場合、各チャート上で右クリック→「各種表示設定ON/OFF設定」から表示設定ができます。
チャート表示設定では、新規注文(予約)ラインのほか、コメントやアラートラインの表示などもできます。
利益確定pipsと損切りpipsを設定する方法です。
私の場合、ドル円では利益確定を35pips、損切りを15pipsに設定しています。表示桁が1桁大きい仕様なので、上画面の350=35pipsになります。
ポジション保有中も決済pipはずらせますが、ダラダラと損切りラインをずらすような愚行は行わないようにしています。15pipsという手数料を払って、「まぁ外れてもいいや」という気持ちを持つことが大切です。
上記エントリーは、無事に下値のストップを狩ってくれたので利益確定できました。
ちなみに、決済注文を入れていたとしても、タイミングを見計らってクリックで成行決済することもできます。ポジション保有中に違和感を感じたときなどは、途中で逃げたりすることもあります。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |