「許容スプレッド? 何の話だ」と疑問に思われる方も居ると思いますが、要は不当にスプレッドが拡大している時に、誤って新規注文が通らないようにする仕組みです。
上画像のように発表時間が決まっている経済指標ならいいんですが、一部通信社の報道や要人発言など、為替相場では不意の為替変動要因によって不当にスプレッドが拡大することが稀にあります。
こういったイレギュラーな報道は予見できないので、運が悪いとエントリーしようとした瞬間にスプレッドが拡大してしまい、不当なスプレッドで新規注文が通ってしまう恐れもあります。
そういった不当なエントリーを未然に防いでくれるのが、ヒロセ通商の許容スプレッド機能です。
上画像では、ドル円の許容スプレッドを3.0pips、ユーロドルの許容スプレッドを3.0pipsに設定しています。この場合、スプレッドが3.0pips以内であれば新規注文が通ります。
「0.1pipたりともスプレッドの不当拡大を許容しない!」
というのであれば、許容スプレッドを規定幅に設定すればよいです。(業者が提示している平時のスプレッド)
ヒロセ通商のスプレッドは原則固定ですが、相場の急変動などでもスプレッドが若干広がることがあります。こういった時にポジれなくて悔しい思いを何度かしているので、私の場合、最大3.0pips程度までなら許容しています。私の取引はどちらかといえばデイトレードに近いので。
スキャル専門の人は「1.0pips未満」でもよいと思います。
許容スプレッドを超えている状態では、新規のワンクリック注文が通らなくなります。
レートパネルをマウスクリックしても、ワンクリック注文がロックされている状態。相場の値動きに集中し過ぎてスプレッドの確認を怠っている時などは、誤発注への保険になります。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |