普段何気なく取引、ポジションを取っていると、本来の性質を忘れてしまうことがあります。
FXのポジションは原則、「買い」と「売り」をワンセットにして取引を行わなければなりません。
どうでもいい話なようで、これが意外と重要な意味を持っているのです。
例えば、「買い」から入った人間(ロンガー)は、「売り」ボタンをどこで押すかによって、得をするか損をするかが決まります。「買い」から入った人間にとって、ポジションを持っている状態とは、必ずどこかで押さなければならない「売り」ボタンを持っていることを意味します。
逆に「売り」から入った人間(ショーター)は、ポジションを持っている間、「買い(戻し)」ボタンを保有し続けることになります。
FXでは、決済注文を予約することができます。
定石は、利益目標ラインと損切りラインにそれぞれ決済注文を入れるやり方です。(OCO注文)
これによって、「売り(決済)」ボタンが、利益目標ラインと損切りラインに設置される。
設置した売りボタンが溜まっていく状態は、「ストップが溜まっている」状態といえます。このストップが大量に溜まっていくと・・・。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |