為替相場は、一週間単位でおおよそ異なったスケジュールテーマを持って動きます。
例えば、週末金曜日に米雇用統計(非農業部門雇用者数)が控えている週では、この金曜日に照準を置いて徐々に値動きが収束していく傾向があります。そして金曜当日の米雇用統計発表と同時に、世界中のヘッジファンドや投機家が一斉にポジションを張って、一気に値を動かします。
週明けの月曜日には、まず一週間の経済指標スケジュールを確認するようにしましょう。経済指標を確認しながら、今週はどんなテーマで推移し、どこの節目に標準を置いてくるかを予想します。
週の始め、月曜日の値動きに関して。
月曜日の最大の特徴は、週明けで窓が開くということです。
金曜日最後の相場から、土日を挟んだ月曜の早朝までの空白時間に、値が大きく開くことがあります。これを窓と呼んでいます。
FXは土日が休場です。金曜日のニューヨーク市場の後場(翌2:00~6:00)が最後の取引時間帯になります。この時間帯にやり残した値動きがある場合、またはチャート的に次の値動きが確定している場合、土日を挟んで翌日月曜日の朝に窓が開くことがあります。
週明けの窓は、普段はあまり開くことはありませんが、稀にとんでもなく開くこともあります。(400pips)
週明け月曜日に一番早く為替相場を確認できるのは3:00~4:00頃です(サマータイムによって異なります)。週明け一発目の値を確認できる業者は、以下の配信業者などがあります。
国内FX会社のサクソバンク証券は、月曜日早朝3時から相場を確認できます。(サマータイムにより前後)
主要な指標の少ない月曜日は様子見相場になることも多く、私も控えめ目にトレードしています。
雇用統計の翌週とあって、月曜日(10/05)は終日、小幅な値動きに留まった。
毎月1度、木曜日には欧州中央銀行(ECB) の政策金利発表や、欧州中央銀行(ECB)総裁の会見(要人発言)があります。また金曜日には、金融市場で最大のイベント「米国の雇用統計(非農業部門雇用者数)」があり、相場が大きく動きます。そして、この雇用統計の底値・高値をチャートの節目として今後に影響・認識されることも非常に多いです。
私が活発にトレードするのは、月曜日を除く火曜日~金曜日の期間です。人によっては雇用統計などの一大イベントは値動きが大きく危険を伴うため、相場を控えたほうが良いと考える人も居ると思いますが、私の場合は好んでこのタイミングに取引をします。
特に週の後半には大きな経済指標イベントも多いため、必然的に取引回数も大きくなる傾向があります。
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |