為替相場(FX)は、時間帯によって異なる特徴的な値動きをします。どの時間帯でも同じように動くのではない所が面白いですね。おおよそ1日の値動きは、3つの大きな時間帯に分類することができます。
ちなみに上記は夏時間(サマータイム)による時間分けになります。冬時間で考える場合には、開始時間を後ろに1時間遅らせてください。米国や欧州圏では、3月~11月初旬くらいまでは夏時間、11月初旬~2月末くらいまでは冬時間で推移します。ただ、私の場合はあまり気にせずにざっくりと捉えています。
毎日経済指標が発表される時間帯を確認しているので、例えば夏時間であれば21:30に発表される米雇用統計の発表時間が、22:30にずれ込んでいれば「ああ、冬時間に移行したんだな」と実感する程度です。
私は欧州時間(16:00~24:00)から取引を開始しますが、冬時間だからといって開始時間を17:00に1時間遅らせることはしていません。(割とざっくりでもOK)
各時間帯の特徴については、以下リンク先をそれぞれ参照してください。
1日の値動きには、「レンジになりやすい時間帯」「トレンドになりやすい時間帯」というものが存在します。
自分の取引する時間帯によって戦略が変わってきます。また、取引時間帯によって好みが分かれるのも面白いところです。
直近高値・安値の更新が起こりにくく、一定の値幅(レンジ)で推移しやすい時間帯です。個人的感覚では、欧州時間(16:00~24:00)以外の時間帯は概ねレンジ相場になりやすい。(もちろん例外あり)
大まかに区切ると、6:00~16:00はレンジ、16:00~24:00はトレンド発生、24:00~翌6:00はレンジ、というような認識でOKです。例外もありますが、大体の値動きはこのように流れることが多いです。
もちろん、すべての相場が毎日このタイムスパンで流れるわけではありません。東京時間であっても、トレンドが発生することもあれば、欧州時間であっても、レンジに終わることもあります。
世界経済を牽引しているのはヨーロッパ市場やニューヨーク市場です。特に新しいトレンドは欧州時間(ヨーロッパ市場)の開始と共に始まり、24:00のロンドンフィキシングで終了する流れが圧倒的に多いです。
ボラティリティ(値動き)も非常に高く、私が好んで取引するのもこの時間帯(16:00~24:00)です。
欧州時間やニューヨーク時間の重なる時間帯(21:00~24:00)は、FXにおける黄金の時間帯とも呼ばれています。
ヨーロッパ勢とアメリカ勢が両軍入り乱れる、まさに鉄火場といえる相場です。かなり乱高下しますが、グチャグチャになるわけではなく、トレンドに対し信頼できる値動きをしてくれます。
奇しくもサラリーマンが仕事を終えて為替取引に参加する時間帯が、一番値動きの活発な時間帯と重なっていますね。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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月利 | 1~3%(破産確率を考慮・ムラあり) |