東京市場(日本の株取引)が開く時間帯です。株価と連動して為替も動くので、主にドル円(USD/JPY)を中心として相場が動きます。
上海市場の人民元(CNH/JPY)もこの時間帯に活発に取引されます。GDP世界第2位の超大国である中国経済の動向は、日本経済同様に世界経済全体を占う重要な要素です。
東京時間の特徴としては、前日の欧州時間やニューヨーク時間(NY)に付けた値幅のレンジになりやすいという特徴を持っています。
一定の値幅内に収まり、大きくトレンドが発生することは少ない。
(あくまで傾向があるというレベルなので、全ての相場でそうなる訳ではない)
ただし、日経平均株価が急変動したり、15:30に行われる日銀総裁の会見(要人発言)によって、大きく値が動くことがあります。
日銀の黒田総裁が「大規模金融緩和を行う」と発言し、東京時間にも関わらずドル円相場が5円以上動いたこともあります。この政策は「市場の資金供給量を2年間で2倍にする」という大規模金融緩和策で、通称黒田バズーカとも呼ばれました。
また、日銀の為替介入によって、米ドルが大きく買われることもあります。(※かなり稀です。数年に1度の頻度)
基本的にレンジ相場になりやすい東京時間ですが、時にとんでもなく値が動くことがあります。
ドル円相場の大暴落
日経平均株価の大暴落
この日は、12:00に発表された日銀政策に市場が反応し、為替相場と株式市場が大暴落しました。ほんの1時間でドル円相場は3円下落し、日経平均株価は1,000円下落しています。
日銀が追加の金融政策緩和を見送ると発表したことに対して、失望売りが発生したことが原因です。
東京時間は「レンジ相場になりやすい」からといって余裕をこいていると、時にとんでもない値動きに巻き込まれるので注意が必要です。
日銀の為替介入は、私の知る範囲では決まって9:00~10:00の時間帯に発動しています。日本政府から正式発表もあり、直ちに報道ニュースになるので気が付きやすいです。
為替介入の規模としては、5~10兆規模の介入が多く、値動きとしては大体1.5円~2円(150~200pip)ほど円安に動きます。(ドル円相場を中心に)
日銀は米ドルしか買いません。ドル円(USD/JPY)はもちろんのこと、ユーロドル(EUR/USD)などすべての通貨ペア(ドルストレート)において米ドルが不自然に強含みます。外貨準備金という為替用介入資金を切り崩して、一貫して米ドル買いを行います。
ドル売り(円買い)は全て食いつぶされるので、絶対に為替介入に立ち向かってはいけません。興味本位で売ってもヤケドするだけです。売りのポジションを持っていたら、一旦クローズしなければ死にます。
逆にドル買いに追従すれば、高い確率で大きな利益を挙げられるボーナス相場ともいえます。
基本的に、私はこの時間帯は取引を行いません。
理由には、「ボラティリティーが少ない(値幅が小さい)こと」「値動き自体が遅いこと」が挙げられます。
「10pips動くのにどんだけ掛かってるんだよ(笑)」と思うことも多く、時間を無駄にしている感が非常に強いのです。
また、レンジになりやすいとはいえ、稀にトレンドも発生することもある、という不確実な点も好きではありません。人によっては、「このレンジが得意」「荒い値動きは苦手」という人も居るかもしれません。
私はトレンド追従、ストップ狩りを好んで(目印にして)取引するタイプなので、逆にこの時間帯が苦手です。
FX歴 | 15年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |