専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用
FX歴11年 専業トレーダーと学ぶ、FXの基礎・応用

90%以上の人間がFXで負けている実態、その理由

プロディーラーでも半数近くが負けているというのを耳にしたことがあります。90%の人間が負けてしまう、退場せざるを得なくなる理由はいくつかあります。
  • はじめに
  • FXで負けてしまう理由
  • 多分、この流れが一番多い
  • 入れ替わりの激しい世界 (死屍累累)
  • 生半可な気持ちでは、到底生き残れない

はじめに

FXは90%の人間が負けている世界だと言われています。また、プロディーラーでも半数近くが負けているというのを耳にしたことがあります。

偏見と誤解をはじめに取り除いておきますが、為替相場はランダムウォークではありません

「適当に動いているものを相手にしているから、負けるんだ」

という偏見と誤解は取り去っておいたほうが、頭に入りやすいかと思います。

FXで負けてしまう理由

90%の人間がFXで負けてしまう、または退場せざるを得なくなる理由には、以下の要因が挙げられます。

メンタル要因
  • 簡単に儲かると思っている。(過信や油断)
  • 自分は頭が良いので、数年やれば勝っている側の10%に入れると思って甘くみている。
  • 努力が徒労に終わることも多く、5年以上本気で取り組むという継続力がなかなか持てない。
  • 人間の本能(プロスペクト理論)に打ち勝つことが非常に困難。
実践要因
  • チャートを読み解く力を身に付けるのが非常に大変。
  • 何も知らない初心者でも確率1/2の勝負を挑めるが、損切り貧乏+プロスペクト理論によって利益が伸ばせない。その結果、少しずつ資産が削られていく。
  • ハイレバレッジや一攫千金に目がくらみ、短期間で大金を得ようとギャンブル性の高い取引を行ってしまい、再起不能の致命的な損失を被る。(多分これが一番多い)
  • 5年以上の経験が身に付く前に失敗し続けて資金が尽きる。
  • マイナー通貨に手を出してしまい、マイナー通貨特有の相場の急変動に巻き込まれてしまった。
    (スイスフラン、南アフリカランド、トルコリラ etc.)

※「5年以上の経験が必要」とは、私の個人的な経験則や、周囲の仲間の声から概算しています。

多分、この流れが一番多い

個人的にFXで負けてしまう理由、退場せざるを得なくなる理由で一番多いパターンは、以下だと思います。

  • ちょっとFXに慣れてきて、自分の予想に対して根拠の無い自信が付く。
  • チャート経験値に乏しいため、トレンド転換を見落とす。
  • いつの間にか逆張りになってしまっているのだか、中途半端な自信があるから自分の予想を曲げない。
  • 結果、いつの間にポジションが巨大になり過ぎて、今さら損切りなんてできない状態に陥る。
  • 自分の持っているポジションのストップが全て狩られて、1発で退場に追い込まれる。(おそらく資産の半数近くを持っていかれている状態なので、実質再起不能に陥ったようなもん)

チャート経験値のなさ、過信、いつの間にかハイレバレッジ、爆死、このパターンが非常に多い。

入れ替わりの激しい世界 (死屍累累)

負けている人とは、「資金が尽きて退場した人」も含みます。

安定して勝てる実力を身に付けるには、長い長い道のりが待っています。その領域に足を踏み込む前に、道のり半ばで挫折し退場を選んだ人、または口座資金が尽きてしまった人は数多く居ることでしょう。

これらの人間が、「負けている人は90%」という高い数値へ押し上げている要因のひとつでもあります。

銀杏並木

生半可な気持ちでは、到底生き残れない

FXは、生半可な気持ちでは到底生き残ることはできない世界です。それが90%という高い数字に反映されています。

だから、「勝つこと」よりも、まずは「生き残ること」を第一に考え、その上で長いスパンで実戦経験を積んでいく必要があります。いきなり「資産が2倍になった」とか、「毎日勝ち続ける」といったような目標を抱くのではなく、まずは「守り」のテクニックを徹底的に磨くべきです。

守りを徹底的に磨いて相場に生き残り、ゆっくりと実践経験を積んでいく。安定して勝てる実力が身に付くのを信じ、挫折と絶望の中で諦めずに続けるしかありません。