就職活動がうまくいかずに思い詰めて、自殺してしまう人間がいます。勿体ないですよね。
一度社会人生活を経験している側の人間から見れば「視野が狭い」としか言えないわけですが、お金を稼ぐ経験に乏しい学生が思い詰めてしまう理由も分かります。私も学生の頃は社会の仕組みやお金の稼ぎ方なんて全然知りませんでしたから、気持ちはよく分かります。学生時代にアルバイトはしてましたが、バイト経験なんてコミュニケーション能力高めるくらいにしかならないし。
彼らは就職活動の失敗=人生の失敗くらい大げさに考えてしまっているんでしょう。お金を稼ぐ方法なんていくらでもあるのに。
日本の義務教育では「金融やお金の仕組み」「投資行動」について本格的に学ぶ機会もないので、視野が狭くなってしまうのは仕方がないことです。
企業選考の理由は様々ですが、「年収がいくらなのか」は大切な選考条件だと思います。学生はサラリーマンで得られる収入が全てと考えてしまいがちなので、よりよい収入が得られる仕事を優先して選びます。人生の大切なレール選びをしている感覚なのでしょう。
そのため、今後の自分の生涯年収を決定する大切な就職活動に失敗してしまうことが、イコール人生のレールを踏み外してしまった失敗として絶望してしまうのだと思います。
サラリーマンで得られる収入が全てだと考えてしまうと詰んでしまいます。希望の就職先に就けなかった人、内定を取るために妥協した人だってたくさん居るのに。
みんな必死になって社畜社会から振り落とされないよう頑張り、時に過労で命を落としていく。基本的に才覚のない人間・挑戦することを最初から諦めている人達が会社員人生を選ぶわけですが、そんな積極的に自分の可能性を捨て去る人生は、果たして「意味のある」人生なのか疑問です。将来独立するために職業経験を積んでいる人は除いて。
そんなにリスクに対して臆病になるかね。たった一度の人生なんだからこそ、抑圧なんてされてる場合じゃないと思うんですが。
「就職活動に失敗した」どうこう言ってるひとは、取りあえずどこかの会社にでも雇ってもらって社会経験を積んでください。お金が無いと何も出来ないので、お金を貯めてください。株でも投資でも何でもいいんで、組織に属することなくお金を増やす方法を学んでください。
「いい会社に就職できたことが成功、それ以外は失敗」なんて線引きをしていたら、一体どれだけの人間の人生が失敗しているのだろうか。
組織に属することなくお金を増やす方法を身に付けてしまえば、働き方なんて何でもよくなってきます。気晴らしにアルバイトでもしながら、本業のお金儲けで稼いで悠々自適に生活することだって可能になります。ワークライフバランスも自分で自由に調節できるようになるのです。
会社勤めで過労死してしまう人、会社に潰されてしまう人は、ワークライフバランスをコントロールできる権限を会社に握られていて、文字通り奴隷のように働かざるを得なかったことが一因です。これは大手・上場企業などでも同じ、むしろ大手・上場企業の方が労働環境は酷い場合も多い。(さすがに待遇はマシか?)
組織に属すること・組織の歯車となってしまうことこそが、最大のリスクでもある。
一つ勘違いしないで欲しいのは、「会社嫌だなぁ、じゃあ株やFXで一攫千金狙ってみるか」なんて軽い動機は持たない方がいいです。自分自身の力だけでお金を稼ぐことは、会社員生活と同等以上の労力を必要とします。普通の会社員生活を30年以上送れそうだと思う人は、普通の生活をした方が結果的に幸せかもしれません。
この辺は人の価値観なので正解はありませんが、少なくとも私はサラリーマン人生を歩む方がリスクだと感じています。両立なんて出来ないんだから、組織に身を捧げている内に人生の大半が終わってしまいます。(晩年になってから投資を始めるのはおすすめしない、多分溶かすから)
FX歴 | 16年(2008年~) |
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年利 | 8~15%(破産確率を考慮) |