FX歴9年 専業トレーダーと学ぶ FXの基礎・応用
タイトル

通貨ペアの相関性のイメージ方法

通貨ペアの相関を考慮に入れることで、おおよその時間感覚や今、各通貨はどんな状況下にあるのかがイメージできるようになると思います。
キャプ画像
目次
  • 監視している通貨ペアとその役割
  • ドル円とユーロドルの逆相関
  • ユーロポンドとポンドドルの逆相関
  • トレンド示唆に利用している通貨ペア

監視している通貨ペアとその役割

私がFX取引を行う上で、どんな通貨ペアを見て、どういったイメージでそれらの通貨ペアを捉えているのかなどを紹介します。

取引する通貨ペア

普段取引する通貨ペアは、ユーロドル(EUR/USD)とドル円(USD/JPY)の2ペアである場合がほとんどです。

売買比率
ユーロドル(EUR/USD) 60%
ドル円(USD/JPY) 40%
ほか 1%未満

監視している通貨ペア

ユーロドルとドル円しか取引しないからといって、この2ペアだけを見ているわけではありません。

監視している通貨ペア
通貨ペア
ドル円(USD/JPY) 60分足
ユーロドル(EUR/USD) 60分足
ユーロポンド(EUR/GBP) 4時間足
ポンドドル(GBP/USD) 4時間足
ユーロ円(EUR/JPY) 4時間足
ポンド円(GBP/JPY) 4時間足

どの通貨ペアを、どの時間軸でリアルタイムで見るかについては、その人のトレードスタイルや得意通貨ペアに依存すると思います。私は上記のような通貨ペアを表示しています。時間軸については、メインで触る通貨ペアの場合には60分足を表示しています。通貨相関やトレンド示唆に使う通貨ペアは4時間足で表示しています。

ドル円とユーロドルの逆相関

相場の9割以上のケースでは、ドル円とユーロドルは逆相関の関係にあります。

FXの通貨相関 ドル円とユーロドル

これは、ドル円とユーロドルが互いに米ドルを介したドルストレートペアであるという理由が大きいです。基本的にドル円とユーロドルは綱引きをしているような状態で、ドル円が上がればユーロドルは下がり、逆にユーロドルが上がればドル円は下がる場合がほとんどです。米雇用統計(非農業部門)の経済指標発表時はそれが顕著に見られますね。

ドル円チャートやユーロドルチャートは単独でも読むことができますが、時間軸的に売られ過ぎ・買われ過ぎであるかどうかは、これら通貨ペアの逆相関を見ることでおおよそイメージが付きやすくなります。特にデイトレードでは、時間軸的にまだ熟していないことが理由で直近トレンドが転換することがあります。

時間軸的なイタズラというか、「割るのはまだ早い」とチャートに言われているような感覚です。こういった時間軸的なイタズラ行為はデイトレーダーからすると非常に厄介で、きちんとトレンドが読めている場合でも逆噴射を喰らってしまうことがあります。この辺のことは、FXが難しいと言われる、本当の理由でも紹介しています。

ユーロポンドとポンドドルの逆相関

ユーロポンドとポンドドルには逆相関の関係があります。

FXの通貨相関 ユーロポンドとポンドドル

ユーロポンドとポンドドルに関してはほぼ逆相関です。ドル円とユーロドルは稀に、リスクオン相場では共に上昇し、リスクオフ相場では共に下落するような動きを見せることもありますが、ユーロポンドとポンドドルに関してはほとんどのケースで逆相関の関係にあります。

ユーロドルとの関係

ユーロポンドとポンドドルを監視している理由は、ユーロドルの値動きと相関性があるからです。

FXの通貨相関 ユーロ

イメージ的にはこんな感じです。ユーロポンドとポンドドルは、ユーロドルを取引する上での中長期的なトレンドを考慮する際にも利用しています。私はユーロポンドとポンドドルを見る際には60分足ではなく4時間足を使用しています。リアルタイムな値動きに影響を与えるというよりも、中長期的なトレンド方向を考える判断材料にしているため、時間軸は合わせていません。

トレンド示唆に利用している通貨ペア

ドル円やユーロドルのおおよそのトレンドを示唆する判断材料として、ユーロ円やポンド円、豪円などを表示しています。中でもユーロ円は必須で見ています。

FXの通貨相関 トレンド示唆

ユーロ円やポンド円、豪円はクロス円系なので、ドル円のおおよそのトレンド示唆に活用できます。ユーロ円はユーロドルとの相関性も高いので、主にユーロドルのトレンド示唆に利用しています。方向性を判断するので表示する時間軸は大きい方がよいです。これらの通貨ペアを見る場合、私は4時間足を使用しています。

通貨ペアの相関を考慮に入れることで、おおよその時間感覚や、各通貨は今どんな状況下にあるのかをイメージできるようになると思います。最初は何がなんだか分からないと思いますが、次第に相関関係に慣れていくと思います。いろいろ表示はしていますが、リアルタイムな値動きで最重要視しているのはドル円とユーロドルの逆相関(綱引き)です。

実際にユーロドルとドル円を取引する場合、この通貨ペアの相関に加え、テクニカル(オレニカル)的に機能するであろう抵抗や節目に注目しながら、エントリーポイントを決めていきます。

基本事項
→
通貨ペアの相関性のイメージ方法